内容証明は金曜カレーの香り
- 山崎行政書士事務所
- 5月13日
- 読了時間: 15分

――山崎行政書士事務所事件簿
金曜日の山崎行政書士事務所には、二つの決まりごとがある。
一つ、午後一時までに急ぎの書類を郵便局へ出すこと。もう一つ、所長の山崎が「金曜はカレーだ」と言い張ること。
「先生、また鍋を持ち込んだんですか」
しょうこは、契約書のチェックをしながら眉を寄せた。
事務所の隅に、小型の電気鍋が鎮座している。中では、玉ねぎとスパイスと、山崎の妙な自信が煮込まれていた。
「カレーは争いを丸くするんだよ、しょうこくん」
「内容証明の文面にカレーの香りが移ったら困ります」
「それはそれで、相手の心に届くかもしれない」
「届くのは配達証明で確認してください」
奏汰がパソコンの向こうで笑った。
「先生のカレー、毎回少しずつ辛くなってますよね。先週のは準備書面みたいな味でした」
「準備書面を食べたことがあるのかい」
「ありません。でも、胃に重そうなので」
そんな平和な金曜の昼下がり、事務所の引き戸が勢いよく開いた。
飛び込んできたのは、二十代後半の青年だった。黒いリュックを背負い、ノートパソコンを抱え、顔色はまるで深夜のサーバールームで三日過ごしたように青い。
「内容証明を作ってください!」
青年は息を切らして言った。
「未払い報酬です。相手、絶対に逃げる気なんです。今日中に出したいんです!」
山崎はカレー鍋の蓋をそっと閉じた。
「まずは座りましょう。カレーと怒りは、どちらも熱いうちに扱うと危ない」
しょうこが即座に言った。
「先生、うまいこと言った顔をしないでください」
青年の名は、三倉拓人。フリーランスのSEだった。
中小企業向けの在庫管理システムを作り、請負や準委任で仕事をしている。今回の相手は、食品卸会社の株式会社カザミフーズ。社内の受発注管理システムを改修し、納品したのに、報酬が支払われないという。
「請求額はいくらですか」
しょうこが落ち着いた声で聞いた。
「税込で百三十二万円です。開発報酬が百十万円、消費税が十二万、あと追加対応が十万円で」
「追加対応の根拠は?」
「チャットで頼まれて……」
「契約書か発注書には?」
拓人は目を泳がせた。
「書いてないです。でも、やりました」
しょうこは赤ペンを置いた。
「では、まず分けましょう。契約書に明記されている報酬、合意が確認できる追加費用、まだ争いになりそうな追加費用。全部を一つの怒りに混ぜると、文面がカレーになります」
山崎がうなずいた。
「カレーは混ぜるものだが、請求額は混ぜすぎてはいけない」
「先生、今日はカレーで全部説明しないでください」
拓人はリュックから書類を次々に出した。
業務委託契約書。発注書。請求書。チャットのスクリーンショット。納品メール。Gitリポジトリのリリースログ。操作マニュアル。そして、怒りに任せて書いたという通知文案。
しょうこは文案を一読し、静かに紙を伏せた。
「三倉さん」
「はい」
「これは内容証明ではなく、宣戦布告です」
拓人は肩を落とした。
文面には、こう書かれていた。
貴社は悪質であり、詐欺であり、ただちに支払わなければSNSで事実を公表し、取引先にも知らせる。
山崎が小さく咳払いした。
「カレーでいうと、唐辛子だけを一瓶入れた状態だね」
しょうこは拓人をまっすぐ見た。
「悔しい気持ちはわかります。でも、内容証明は怒りを投げる紙ではありません。後で見返したとき、何を、いつ、どの根拠で通知したかがわかる紙です」
拓人の目が少し揺れた。
「でも、向こうは納品してないって言ってるんです。使ってるくせに」
「使っている証拠はありますか」
「スクリーンショットがあります。昨日、カザミフーズの社員用画面に、僕が作った機能が出ていました」
「その画面をどうやって見ました?」
拓人は一瞬だけ黙った。
「検収用アカウントが、まだ残っていて」
しょうこは表情を変えなかった。
「不正なアクセスにならないよう、今後は触らないでください。私たちは、今ある資料を整理します」
奏汰が小声で言った。
「ログは熱いうちに、アクセスは冷静に」
「奏汰くんもカレーに寄せなくていい」
しょうこはホワイトボードに大きく四つの見出しを書いた。
契約納品物時系列請求額
「内容証明の文面に入れる前に、ここを固めます。契約解除通知も検討するなら、解除したい契約が何かを分けます。開発業務の報酬請求なのか、保守契約の解除なのか。未払いがあるからといって、全部を一通に詰め込むと、読む側も、後で見る側も混乱します」
拓人は、ようやく呼吸を整えた。
「はい」
「それから大事なことを先に言います。私は、文面作成と資料整理はします。でも、相手会社と交渉代理はしません。相手に電話して『払ってください』と交渉したり、和解条件をまとめたりする段階になれば、弁護士さんの領域になります」
「行政書士さんは、そこまでできないんですか」
「できることと、してはいけないことの線を守るのも、専門家の仕事です」
山崎がうなずいた。
「線を越えると、カレーも焦げる」
「先生」
「すまない」
しょうこはホワイトボードに、拓人から聞いた日付を書き込んでいった。
四月一日、業務委託契約締結。四月三日、発注書受領。四月二十六日、テスト環境で機能確認。四月二十八日、納品メール送信。五月二日、操作マニュアル送付。五月七日、請求書送付。五月十日、支払期限。五月十一日、カザミフーズ担当者から「未納品につき支払不可」と返信。
しょうこは、最後の一行に赤い丸をつけた。
「未納品と言われた理由は?」
「納品物一式がそろっていない、と」
「具体的には?」
「別紙Cの機能がないって」
「別紙C?」
拓人は首を振った。
「そんなもの、契約書にありません」
しょうこは契約書をめくった。
別紙A、画面一覧。別紙B、納品物一覧。
別紙Cは、ない。
「たしかにありませんね」
奏汰が納品メールのスクリーンショットを見た。
「でも、このチャットにはありますよ。カザミフーズの葛西さんが『別紙Cは金曜カレー会で確認済み』って書いてる」
山崎が身を乗り出した。
「金曜カレー会?」
拓人は苦い顔をした。
「カザミフーズでは、毎週金曜に社内カレーを食べながら進捗会議をするんです。僕も一度だけ呼ばれました」
事務所の空気が、一瞬だけ変わった。
金曜。カレー。別紙C。
山崎が鍋を見た。
「まさか、うちのカレーが事件を呼んだのか」
しょうこは資料を見比べた。
「三倉さん。その金曜カレー会で、何を確認しました?」
「僕が作った受発注画面と、在庫アラート機能です。葛西さんが『これで十分、月曜から使える』って」
「その記録は?」
「議事録は……向こうが作ると言ってました」
「受け取っていない?」
「はい」
奏汰がリリースログを開いた。
「納品物一覧では、ソースコード、実行ファイル、操作マニュアル、テスト結果、検収用URL。全部ありますね。ただ、別紙Cという名前のファイルはない」
しょうこは考え込んだ。
未払い報酬。存在しない別紙C。金曜カレー会。納品済みのログ。だが、相手は未納品と言っている。
「通知文案は作れます。ただし、今日すぐに強い文面を出す前に、もう一つ確認しましょう」
「何をですか」
「相手が言う“別紙C”の正体です」
その時だった。
事務所の電話が鳴った。
山崎が受話器を取る。
「はい、山崎行政書士事務所です」
山崎の表情が、みるみる曇った。
「……当事務所名で? 内容証明が? いえ、こちらからはまだ何も差し出しておりません」
しょうこが顔を上げた。
拓人の手が震えた。
電話の相手は、カザミフーズの経理部長、槇原だった。
槇原は、こう言ったという。
「御事務所名の通知書が届いた。三倉氏の代理人として、三日以内に三百万円払え、謝罪文を出せ、と書いてある。しかも封筒からカレーの匂いがする」
山崎はゆっくり受話器を置いた。
「しょうこくん」
「はい」
「事件がカレー味になった」
拓人は真っ青だった。
「僕、そんなもの送ってません!」
しょうこは即座に言った。
「落ち着いてください。うちも送っていません。そもそも、今の段階で私は代理人として交渉する文面は作りません」
「じゃあ誰が……」
奏汰がつぶやいた。
「偽の内容証明ですね」
しょうこは目を細めた。
「内容証明“風”かもしれません。本物なら郵便局の手続を経ます。相手に、その封筒と文書の画像を送ってもらいましょう。ただし、こちらが交渉する形にならないよう、確認目的だと明確にします」
数分後、画像が届いた。
封筒には、山崎行政書士事務所の名前が印字されていた。だが、事務所の住所の番地が一つ違う。通知書には、しょうこの名前があった。
ただし、名前が間違っていた。
「しょう子」
しょうこは静かに笑った。
「私を怒らせたいなら、なかなか良い方法です」
山崎が一歩下がった。
「カレーより辛い顔をしている」
通知書の文面は、拓人の怒りの文案に似ていた。しかし、いくつか違う点があった。
まず、請求額が三百万円になっている。次に、「別紙Cの実装も完了している」と書かれている。さらに、「金曜カレー会で検収済み」と、やけに具体的な言葉が入っていた。
しょうこは、その一文を指で叩いた。
「三倉さん。あなたの最初の文案に、“金曜カレー会”という言葉はありましたか」
「ありません。僕、その文案には書いてないです」
「では、この偽通知を書いた人は、金曜カレー会のことを知っている」
奏汰が画像を拡大した。
「あと、これ見てください。通知書の右下に、薄く印刷の跡がある」
拡大すると、フッターのような薄い文字が見えた。
KAZAMI FOODS INTERNAL
拓人が息を呑んだ。
「カザミフーズの社内テンプレート……?」
山崎が腕を組んだ。
「つまり、偽の通知書は、相手会社の中で作られた可能性がある」
しょうこはすぐに言った。
「断定はしません。断定しないことが大事です。でも、少なくとも“こちらが送ったものではない”ことは明確にできます」
拓人の顔に、怒りではなく恐怖が浮かんだ。
「じゃあ、向こうの誰かが、僕を悪者にしようとしてるんですか」
「その可能性はあります」
「どうして」
しょうこはホワイトボードを見た。
別紙C。金曜カレー会。未納品。偽通知。社内テンプレート。
その瞬間、事務所の空気に、カレーの香りが強くなった。
鍋ではない。
拓人の書類袋からだった。
しょうこが書類を一枚ずつ確認すると、操作マニュアルの末尾に、黄色い染みのついた紙が挟まっていた。
「これは?」
拓人は首をかしげた。
「何だろう。僕のじゃないです」
それは、カザミフーズの会議室で配られたらしい紙だった。
タイトルは、
金曜カレー会 確認メモ
しょうこは声を抑えて読み上げた。
「三倉氏納品の受発注管理システムについて、在庫アラート、発注候補自動抽出、CSV出力、権限管理、操作マニュアルを確認。別紙C記載の追加分析機能は、今回発注範囲外とする」
拓人は固まった。
「発注範囲外……?」
紙の下部には、二つの名前があった。
三倉拓人。葛西亮平。
ただし、三倉の欄は空白。葛西の欄には、手書きのサインがあった。
しょうこの目が鋭くなった。
「葛西さんが、別紙Cは範囲外だと確認している」
拓人は震えた声で言った。
「でも、僕はこの紙を見ていません」
「おそらく、会議中に資料の束へ紛れ込んだ。カレーの染みはその時のものですね」
山崎が鼻を近づけた。
「これは、うちのカレーではない」
「先生、嗅がないでください」
「フェヌグリークが強い。カザミフーズのカレーだ」
奏汰が感心した。
「先生の特技、今日初めて役に立ちましたね」
山崎は誇らしげに胸を張った。
「行政書士は五感も使う」
「主に先生は味覚です」
しょうこは、さらに紙の裏を見た。
そこに、薄い字でメモがあった。
検収OK。支払は予定通り。ただし別紙Cを理由に延期できるか確認。K
「K……葛西さん?」
拓人が低く言った。
奏汰はリリースログを見直した。
「葛西さん、納品後にリポジトリへアクセスしています。しかも、別ブランチを作ってます。名前が……」
画面に表示されたブランチ名を見て、全員が黙った。
curry-c
別紙C。金曜カレー。curry-c。
奏汰が続けた。
「このブランチで、三倉さんのコードを使って追加分析機能を試作してます。契約範囲外の機能です。失敗してますけど」
拓人は拳を握った。
「僕の納品物を使っておいて、未納品って……」
しょうこは、強い声で遮った。
「三倉さん、ここから先は慎重に。怒りで動くと、せっかくの資料が武器ではなく火種になります」
拓人は口を閉じた。
しょうこは新しい紙を出した。
「内容証明の文案は、こうしましょう。まず、相手を詐欺だとは書かない。事実として、契約日、納品日、納品物、請求書発行日、支払期限、未払い額を整理する。次に、別紙Cについては、発注範囲外であることを示す確認メモが存在する、と書く。ただし、偽通知の件や社内不正の疑いは、この通知では扱わない。必要なら弁護士さんへつなぎます」
「でも、偽通知は?」
「当事務所から出したものではないという確認書面は作れます。けれど、犯人探しや責任追及は別問題です」
「契約解除通知は?」
「保守対応の契約があるなら、未払いを理由に直ちに解除できるのか、催告が必要なのか、契約条項を確認します。今日の文面では、未払いが続く場合に保守対応を停止または解除する可能性を、契約条項に沿って通知する形にしましょう」
拓人は、ゆっくりうなずいた。
「僕、ただ“払え”って言いたかっただけでした。でも、本当に必要なのは、何をしたかをちゃんと残すことなんですね」
しょうこは微笑んだ。
「そうです。書類は、人を殴るためではなく、事実を迷子にしないために作ります」
その直後、再び電話が鳴った。
今度は、カザミフーズの社長、風見からだった。
風見は開口一番、深く謝った。
偽通知の画像を確認した社内総務が、社内プリンタの印刷ログを調べたところ、葛西のアカウントから出力されていた。葛西は、三倉の納品物を使って契約範囲外の分析機能を社内で試そうとし、失敗した。その責任を三倉に押しつけるため、「別紙Cが未納品」と主張していた。
さらに、偽の通知書を作ったのは、三倉を“攻撃的な外注先”に見せかけ、経理部の支払いを止めるためだった。
山崎は電話を受けながら、いつになく厳しい顔をした。
「その件については、当事務所が交渉代理としてお話しすることはできません。ただ、当事務所名が無断で使われたことは看過できません。三倉さんご本人にも、必要に応じて弁護士へ相談するようお伝えします」
電話を切ると、事務所は静かになった。
カレー鍋だけが、ことこと音を立てていた。
拓人は呆然としていた。
「じゃあ、僕の納品は……」
しょうこが言った。
「少なくとも、資料上は納品物がそろっている可能性が高いです。そして、別紙Cは発注範囲外だと確認する資料があります。請求額も、契約書に基づく部分と追加対応部分を分けて整理できます」
「内容証明、出したほうがいいですか」
しょうこは少し考えた。
「相手会社が事実を認めて支払うと言っているなら、まずは三倉さんご本人と相手会社の間で、支払予定日、金額、対象債務を文書で確認するのがよいでしょう。内容証明は強いカードです。出すことが目的ではありません」
山崎がうなずいた。
「カレーも、辛くすればいいというものではない」
拓人は、初めて少し笑った。
「先生、それ、今日一番わかりやすいです」
数日後。
カザミフーズから、契約書に基づく開発報酬と、合意が確認できた追加費用が支払われた。争いが残りそうな一部の追加対応については、拓人本人が弁護士に相談することになった。
葛西は社内処分を受け、偽通知の件は別途調査されることになった。
山崎行政書士事務所では、しょうこが今回の資料をファイルに綴じていた。
表紙には、こう書かれている。
三倉拓人様未払い報酬通知文案作成契約・納品物・時系列・請求額整理交渉代理なし
奏汰が横から覗いた。
「最後の“交渉代理なし”、しょうこさんらしいですね」
「大事だから」
「カレーの染みも証拠として保存します?」
しょうこは、例の黄色い染みのついた確認メモをクリアポケットに入れた。
「保存します。今回の決定的資料ですから」
山崎が満足げに言った。
「つまり、内容証明は金曜カレーの香りだった」
しょうこは首を振った。
「違います。内容証明は、できれば無臭が望ましいです」
その時、引き戸が開いた。
入ってきたのは、拓人だった。
手には、小さな紙袋。
「この前はありがとうございました。これ、カザミフーズさんからじゃなくて、僕からです」
袋の中には、レトルトカレーが三つ入っていた。
ラベルには手書きで、こう書かれていた。
納品済みカレー仕様範囲内追加辛味は別途見積
奏汰が吹き出した。
山崎は真剣な顔で袋を受け取った。
「これは良い契約条件だ」
拓人は少し照れたように笑った。
「僕、今回のことで、請求書も納品書も、もっとちゃんと残そうと思いました。怒る前に、まず整理する。しょうこさんに教わりました」
しょうこは穏やかに言った。
「怒っていいんです。ただ、怒りをそのまま送らないことです」
拓人は深く頭を下げた。
「はい」
金曜の午後、事務所にはまたカレーの香りが漂っていた。
未払い報酬の相談は、最初、焦げた鍋のように重く苦かった。けれど、契約を見直し、納品物を並べ、時系列を整え、請求額を分けていくうちに、見えなかった真実が浮かび上がった。
犯人を追い詰めたのは、大声ではなかった。
一枚の確認メモ。一つの印刷ログ。一つのブランチ名。そして、カレーの染み。
山崎はレトルトカレーの箱を眺めながら言った。
「しょうこくん、来週の金曜はこれを食べよう」
しょうこは即答した。
「書類から三メートル離れて食べてください」
奏汰が笑った。
「内容証明に香りがついたら、また事件になりますからね」
山崎行政書士事務所に、穏やかな笑い声が広がった。
書類は冷たいものだと思われがちだ。
でも、きちんと整えられた書類は、人の悔しさを少しだけ軽くする。誤解で絡まった糸をほどき、前へ進むための道筋を照らす。
その日、しょうこが作った通知文案は、結局、内容証明としては差し出されなかった。
けれど拓人にとっては、それで十分だった。
送られなかった内容証明は、金曜カレーの香りの中で、彼に一つのことを教えてくれた。
怒りは、煮込めば言葉になる。言葉は、整えれば力になる。そして力は、人を傷つけるためではなく、自分の仕事を守るために使えばいい。
作中の実務ポイント
内容証明は、一般書留郵便物の内容文書について、「いつ、いかなる内容の文書を誰から誰あてに差し出したか」を証明する制度です。ただし、文書の内容が真実であることまで証明するものではありません。配達した事実を残したい場合は、配達証明の利用も検討されます。
行政書士は、権利義務に関する書類として内容証明や契約書などの作成・相談を扱うことがありますが、他の法律で制限される業務はできません。紛争性が高く、相手方との交渉代理や和解交渉が必要になる場合は、弁護士への相談が適切になります。
未払い報酬の通知文案では、感情的な断定よりも、契約日、納品物、納品日、検収経過、請求額、支払期限、契約解除や保守停止の根拠条項を整理することが重要です。作中のしょうこのように、請求額を「契約上明確な部分」と「追加合意の確認が必要な部分」に分けると、後の交渉や専門家相談にもつなげやすくなります。





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