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国立エルミタージュ美術館の大広間

  • 山崎行政書士事務所
  • 2月20日
  • 読了時間: 4分

ここではまだエカテリーナ2世が君臨中(少なくとも精神的に)**

ロシアのサンクトペテルブルクにある国立エルミタージュ美術館は、世界最大級の美術館として知られています。もしあなたが「ロシア皇帝の宮殿を歩き回りながら、アートを鑑賞し、きらびやかな大理石の床を踏みしめ、さらには“どこからともなく現れる猫”に出会う」なんて夢を抱いているなら、ここはまさに理想郷!

1. 皇帝風のお出迎え

エルミタージュは**“建物ひとつ”ではありません。かつて皇帝の公式住居だった冬宮(ウィンター・パレス)をはじめとする複数の施設からなるアートの帝国です。金箔がぎっしり施された天井、豪華絢爛なシャンデリア、そして緻密なフレスコ画が当たり前のように並ぶ空間は、「え、ここって歴史ドラマのセットでは……?」と勘違いしそうなほど。収蔵品は300万点以上**とも言われ、「ちょっと全部見て回るから3日だけ休暇取って……」では到底足りません。

2. 大広間の魅力:華麗なる目の保養スポット

“華やかな部屋は数あれど”なエルミタージュ。その中でも特に有名な大広間や部屋を少しだけご紹介。

  • ヨルダン階段(冬宮)真っ赤なカーペット、金の装飾に大理石……という組み合わせは、もはや“究極の威圧感”。「結婚式とかここでやったら、どれだけ映画っぽくなるんだろう……」と妄想が膨らみます。

  • 聖ゲオルギーの間(大広間の一つ)真っ白な壁と天井に、巨大シャンデリアがきらめく儀式用ホール。まるで「今から王室が大行進します!」と言わんばかりの堂々とした空気に、身が引き締まるかも。

  • マラカイトの間柱や暖炉に惜しみなく使われた緑色のマラカイトが、ゴージャス感を炸裂させる空間。「石をここまで贅沢に使うって、ロシア皇帝ってどんだけ……?」と驚きを禁じ得ません。

  • パヴィリオンの間有名な**“孔雀の時計”**(18世紀のオートマタ)が鎮座する優雅な部屋。タイミングが合えば、金色の孔雀が羽を広げて時を告げる姿を見られるかもしれません。

3. 館内の警備員は猫!?

これほどの貴重な美術品だらけだと、普通は最新鋭のレーザーセンサーや監視カメラがびっしり……と思いきや、エルミタージュを守るのは**“猫”。なんでも、女帝エリザヴェータやエカテリーナ2世の時代から、ネズミ対策として猫たちが雇われていたそうです。現在もその伝統は続き、猫たちは“美術館の公式スタッフ”**の一員として認められているとか。専用のプレス担当者までいる、という話も……。「うちの猫はしょっちゅうソファで寝てばかり」と嘆く飼い主さん、ここでは猫が“お仕事”している姿を見られるかもしれませんよ。

4. 芸術の洪水:観賞リストは無限大

  • 西洋絵画レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロがそこら辺に(?)展示されていると言っても過言ではないレベル。「こっちにもダヴィンチ、あっちにもラファエロ……贅沢すぎる!」と目も心も追いつきません。

  • オランダ黄金時代レンブラント、ルーベンス、ファン・ダイクがずらりと並ぶ展示室は圧巻。いったい何点あるのか、数えているうちに日が暮れそう……。

  • 印象派・ポスト印象派ルノワール、モネ、ゴッホ、ゴーギャン……。「全部見終わるころにはスマホの写真フォルダがパンパン」なんてことも。

  • 古代の宝エジプトのミイラからギリシャの彫刻まで、「さっきはルネサンス、今は古代!?」と時空を超えた美の旅が止まりません。

5. エルミタージュ攻略のコツ

  1. 歩きやすい靴は必須室内とはいえ広さは尋常じゃありません。ヒールなんかで行くと、足が抗議デモを起こすかも。

  2. 計画は立てつつ、期待しすぎない何せ展示作品の数が多すぎるので、「○○を見たい」といくつか目標を絞りつつ、あとは行き当たりばったりでも十分楽しめます。

  3. マナーを忘れずにここは元・皇帝の宮殿。スタッフも猫も(!?)一応“ホスト”なわけですから、失礼のないように。

  4. クローク(荷物預け)活用サンクトペテルブルクは寒い日も多く、防寒着がかさばります。スッキリ身軽にしてから鑑賞しましょう。

おわりに

国立エルミタージュ美術館は、

  • タイムマシン

  • 猫の職場

  • 芸術の殿堂


    の三位一体が楽しめる、とんでもないスポット。


    美術ファンはもちろん、歴史好きや「とにかく豪華な空間に酔いたい!」という人にもぴったりです。

かつて皇帝が闊歩した大理石の床を踏みしめながら、ゴージャスな天井を見上げ、何百万点もの芸術品に圧倒される――そのうえ猫と目が合うかもしれない……なんて、ちょっとワクワクしませんか?

どうか迷子にならない程度に(そして猫にちゃんと道案内を頼みつつ)、最高にゴージャスな時間を満喫してみてください。

 
 
 

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