第14話 Azure DNS、名前を呼んでも振り向かない
- 山崎行政書士事務所
- 5月13日
- 読了時間: 14分

静岡市葵区、青葉通りから少し入った山崎行政書士事務所では、その朝、陽翔が入口の前でしゃがみ込んでいた。
靴ひもを結んでいるわけではない。 落としたペンを探しているわけでもない。 反対向きになったスリッパと対話しているわけでもない。
事務所のドアに貼られた一枚の紙を、じっと見ていた。
「迷子の子犬を探しています」
紙には、ふわふわした茶色の子犬の写真が載っていた。名前は「ぽんた」。特徴は「赤い首輪」「人なつっこい」「名前を呼ぶとたぶん来ます」とある。
「“たぶん来ます”って、かわいいですね」
陽翔が言った。
「たぶん、は契約書でも運用でも危険な言葉です」
悠真が通りすがりに静かに言った。
「子犬にも厳しい」
「厳しいのではなく、正確にしたいだけです」
所長の山崎香澄は、湯呑みを持って微笑んだ。
「近所の方が貼っていったの。見かけたら連絡してほしいって」
あやのが紙をのぞき込む。
「ぽんたくん、早く見つかるといいですね」
奏汰はヘッドホンを首にかけたまま、ぽつりと言った。
「名前を呼んでも来ないときは、まず向かっている場所を確認する」
「子犬の話ですか?」
陽翔が聞く。
「ネットワークの話でもあります」
「朝から不穏ですね」
その瞬間、入口の鈴が、からん、と鳴った。
入ってきたのは、三人だった。
一人目は、地元向けのWeb予約サービスを運営する「駿河まちナビ」の代表、田辺。 二人目は、開発を担当したSIer「東海アプリワークス」の担当、笠井。 三人目は、運用保守会社「清水クラウドサポート」の担当、村瀬。
三人とも、顔が疲れていた。
しかも、疲れ方が同じではない。
田辺は「サービスが止まってお客様から電話が来ている人」の疲れ。 笠井は「納品後なのに呼び戻された人」の疲れ。 村瀬は「保守範囲外と言いたいが言い切れない人」の疲れだった。
「山崎先生、助けてください」
田辺が頭を下げた。
「うちのWebサービスがつながらないんです。アプリは動いていると言われるし、サーバーも落ちていないと言われるし、でもお客様はアクセスできない。原因がDNSなのか、ネットワークなのか、保守契約の範囲なのか、もう分からなくて」
陽翔が小声で言った。
「名前を呼んでも振り向かない案件ですね」
香澄が三人を応接室へ案内した。
「まずは状況を整理しましょう。技術の話と契約の話が混ざっているようです」
奏汰が静かにノートパソコンを開いた。
「ネットワーク構成を見ます」
かなえは契約書ファイルを手に取った。
「保守契約を確認します」
あやのは赤ペンを持った。
「不利な条項と曖昧な条項を見ます」
陽翔は、迷子犬の貼り紙を見てから応接室を見た。
「今日は、子犬探しとDNS探しが同時進行ですね」
「子犬は探していいですが、話を混ぜすぎないでください」
悠真が言った。
応接室のホワイトボードには、りなが大きく三つの箱を書いた。
技術原因。 契約範囲。 障害対応フロー。
「まず、いつからつながらないんですか?」
りなが尋ねた。
田辺が答える。
「昨日の夕方からです。お客様から“予約画面が開かない”と電話が来て、慌てて確認したら、会社の中からは一部見えるのに、外からだと見えない人がいるんです」
奏汰が顔を上げた。
「見える人と見えない人がいる」
「はい」
「完全に落ちているわけではない」
「そう言われました」
「DNSの可能性があります」
村瀬がすぐに言った。
「ただ、弊社の保守範囲はWebアプリケーションの稼働監視と一次切り分けで、ドメインやDNSの管理は含まれていない認識でして」
笠井も続ける。
「弊社は構築時にAzure上の環境を作りました。納品時点ではアクセスできていました。DNSレコードの管理は、お客様側または保守会社側で行う前提だったかと」
田辺が眉を寄せる。
「でも、うちはDNSなんて触れませんよ。ドメインも、前任者が取ったもので……」
応接室の空気が、少し白くなりかけた。
陽翔が小声で言う。
「安倍川もちの粉が出そうです」
「今回は出しません」
香澄が言った。
奏汰はネットワーク構成図を見つめた。
「現在の構成は、利用者が www のドメインへアクセスし、DNSで名前解決して、Azure Front Doorを経由し、App Serviceへ向かう形ですね」
田辺は困った顔をした。
「すみません。“名前解決”の時点で迷子です」
あやのが、ふと迷子犬の貼り紙を思い出したように言った。
「つまり……迷子札が間違ってる?」
全員が止まった。
奏汰が画面から目を上げた。
「かなり近いです」
陽翔が震える声で言った。
「本日の名言、来ました」
あやのは少し照れながら続けた。
「子犬に“ぽんた”って迷子札が付いていても、そこに書いてある住所や電話番号が古かったら、見つけた人が正しい場所に連絡できないですよね。DNSも、名前は合っているのに案内先が違うと、Webサービスが見つからないのかなって」
奏汰はうなずいた。
「その説明でいいです。DNSは、名前を呼んだときに、どこへ行けばよいかを教える案内板です。案内板が古い場所を指していたり、そもそも誰が案内板を管理しているか分からなかったりすると、サービスは迷子になります」
田辺が目を丸くした。
「Webサービスも迷子になるんですか」
「なります」
蓮斗が構成図を見ながら言った。
「特に、Azure DNSゾーン、ドメイン登録事業者側のネームサーバー設定、Front Doorのカスタムドメイン、証明書、CNAMEレコードが絡むと、迷子札が何枚もある状態になります」
陽翔が言った。
「首輪に迷子札が三枚ついていて、それぞれ違う住所を指している子犬ですね」
「それは保護する人が困ります」
みおが言った。
奏汰は実際の設定を確認していった。
「Azure DNSには、正しいCNAMEが登録されています。ただし、ドメイン登録側のネームサーバーが、まだ旧DNSサービスを向いています」
笠井が顔をしかめる。
「旧DNS?」
村瀬が資料をめくる。
「以前のレンタルサーバー時代のDNSが残っているかもしれません」
田辺が額に手を当てた。
「つまり、Azureに正しい迷子札を作ったけど、世の中の人は古い迷子札を見に行っている?」
奏汰が少しだけ口元をゆるめた。
「そうです」
あやのが赤ペンでメモに丸をつけた。
「迷子札問題、確定ですね」
「正式には、ネームサーバー委任の不整合です」
悠真が言った。
「正式名称が急に冷たい」
陽翔が笑った。
奏汰はさらに確認した。
「旧DNS側には、古いCNAMEが残っています。しかもTTLが長めです。変更しても、しばらく古い案内を覚えている利用者がいるかもしれません」
田辺が首をかしげる。
「TTL?」
奏汰が答える。
「案内板をどれくらいの時間覚えておくか、という設定です」
陽翔がすかさず言う。
「子犬を見かけた人が、“昨日の住所をまだ信じている”みたいな」
「やや雑ですが、方向性は近いです」
蓮斗が言った。
技術原因の輪郭が見え始めると、次は契約の話だった。
かなえが保守契約を開く。
「保守契約では、“Webアプリケーションの稼働監視、障害一次受付、原因切り分け、定型復旧作業”とあります。一方で、“ドメイン管理、DNSレコード管理、証明書更新、外部サービス設定変更は別途協議”と書かれています」
村瀬が少し安心したように言った。
「では、やはりDNSは範囲外で」
かなえは眼鏡を一ミリ下げた。
「ただし、障害一次切り分けには、DNSが原因かどうかの確認が含まれるとも読めます」
村瀬の顔が固まった。
かなえは続けた。
「さらに、月次報告書には“ドメイン関連の期限確認”という項目があります。ただ、具体的に何を確認するのかは書かれていません」
笠井が言った。
「構築契約では、DNS設定は初期構築時に一度行いました。納品後の変更や管理は、保守側に引き継ぐ想定でした」
「引継ぎ資料はありますか?」
かなえが尋ねる。
笠井は資料を探した。
「あります。ありますが……DNSのネームサーバー委任までは書いていないかもしれません」
悠真が静かに言った。
「“誰が案内板を持っているか”が書かれていなかったわけですね」
あやのがうなずく。
「迷子札を作った人、首輪につけた人、連絡を受ける人が、みんな別々だったんですね」
田辺は深く息を吐いた。
「うちは、全部どこかで管理されていると思っていました」
「よくあります」
香澄がやさしく言った。
「クラウドやDNSは、見えにくい分、“誰かがやってくれているはず”になりやすいんです」
りなはホワイトボードに、役割表を書いた。
ドメイン登録管理。 ネームサーバー設定。 Azure DNSゾーン管理。 DNSレコード変更。 証明書管理。 Front Door設定。 App Service稼働監視。 障害一次受付。 原因切り分け。 取引先・利用者への通知。
「この項目ごとに、主担当、確認担当、承認者を決めましょう」
りなが言った。
「障害時には、技術原因の調査と、お客様への連絡が同時に必要になります。そこも分けます」
田辺がうなずいた。
「今は全部、私に電話が来ます」
「社長が迷子センターになっていますね」
陽翔が言った。
田辺は苦笑した。
「本当にそうです」
奏汰は画面を見ながら、暫定対応をまとめた。
「まず、正しいAzure DNSゾーンを確認します。次に、ドメイン登録事業者側のネームサーバーをAzure DNSのものへ変更します。ただし、反映には時間がかかります」
蓮斗が補足する。
「旧DNS側にも暫定的に正しいレコードを入れて、利用者が旧案内板を見ても正しい場所へ向かえるようにします。TTLも今後の変更前には短くする運用を検討します」
奏汰が続ける。
「Front Doorのカスタムドメインと証明書の状態も確認します。DNSだけ直しても、証明書やルーティングが合っていなければ、また別の場所で止まります」
陽翔が言った。
「子犬を見つけても、首輪と家の鍵と連絡先が全部合ってないと帰れない感じですね」
「鍵は少し違います」
悠真が言う。
「でも温かさはあります」
みおが笑った。
かなえは契約の修正ポイントを整理した。
「保守契約には、DNSを保守範囲に含めるかどうかを明記しましょう。含めるなら、確認対象、変更手順、緊急時対応、月次確認、費用を決める。含めないなら、誰が管理し、保守会社はどこまで切り分けるのかを書きます」
あやのが赤ペンで追加する。
「障害時の通知義務も必要ですね。利用者へいつ、何を伝えるか。原因が確定していなくても、第一報を出すのか」
香澄がうなずく。
「“現在、一部のお客様において接続しづらい状況を確認しています。原因を調査中です。次回案内は何時を予定しています”という形で、分かっていることと分かっていないことを分けて伝えましょう」
田辺は、少し安心した顔になった。
「原因が分からないうちは黙っていたほうがいいと思っていました」
「黙っていると、利用者はもっと不安になります」
悠真が言った。
「分からないことを正直に伝え、次の連絡時刻を示すことも、信頼を守る対応です」
応接室が少し静かになった。
外では、青葉通りの木々が風に揺れていた。
そのとき、入口のほうから小さな声が聞こえた。
「すみません……」
さくらが応対に出ると、近所の小学生が立っていた。手には、朝の貼り紙と同じ写真の紙を持っている。
「あの、ぽんたを見ませんでしたか?」
応接室の全員が、思わず顔を上げた。
陽翔が立ち上がる。
「迷子の子犬案件、本当に来ました」
「案件にしないで」
香澄が言った。
話を聞くと、ぽんたは近所の家の子犬で、朝の散歩中に首輪がゆるんで逃げてしまったらしい。青葉通りのベンチ付近で見かけたという情報があった。
田辺が、ふっと笑った。
「うちのWebサービスも、ぽんたくんも、今日は迷子ですね」
あやのが言った。
「どちらも、正しい場所に帰してあげたいですね」
香澄は小学生にやさしく声をかけた。
「少し見かけたら連絡するね。気をつけて探してね」
小学生が帰ったあと、応接室の空気は少しやわらかくなっていた。
奏汰は作業を続けた。
「DNSの案内先を直します。少し時間はかかりますが、道筋は見えています」
田辺が深く息を吐いた。
「道筋が見えるだけで、こんなに落ち着くんですね」
「迷子探しも、障害対応も同じかもしれません」
みおが言った。
「どこで最後に見たか、誰が探しているか、どこへ連絡するか。それを決めると、少し前に進めます」
陽翔が小さく拍手した。
「結論の妖精、DNSにも対応」
悠真が言った。
「今日は、かなり適切です」
午後になるころ、暫定対応の方向が決まった。
正しいAzure DNSゾーンを確認する。 ドメイン登録側のネームサーバーを正しいAzure DNSへ委任する。 旧DNS側にも暫定的に正しいレコードを設定する。 CNAME、Aレコード、TXTレコード、証明書検証レコードを台帳化する。 Front Door、App Service、証明書の状態を確認する。 DNS変更時は、事前にTTLを短くし、変更予定、承認者、実施者、戻し手順を記録する。 障害時は、一次切り分け、DNS確認、アプリ確認、利用者通知を役割分担する。 保守契約では、DNS管理を含めるか、含めない場合の切り分け責任を明確にする。
しょうこが要点を三行にまとめた。
「一、DNSはWebサービスの迷子札。 二、迷子札の管理者、変更手順、確認方法を決める。 三、障害時は、技術対応と利用者への説明を分けて進める」
陽翔が感心したように言った。
「迷子札、正式要点に入りましたね」
悠真が少しだけ考えてから言った。
「今日に限っては、分かりやすいです」
あやのが嬉しそうに笑った。
「迷子札、採用です」
田辺は頭を下げた。
「本当に助かりました。DNSなんて、正直、裏側の難しい設定だと思っていました。でも、お客様がサービスにたどり着くための大事な案内なんですね」
奏汰がうなずいた。
「名前を呼んでも振り向かないとき、相手がいないとは限りません。案内が間違っていることがあります」
香澄がやわらかく続けた。
「契約も同じです。誰が何を担当するかという案内が間違っていると、障害時に人も迷子になります」
かなえは契約書を閉じた。
「責任分担は、責めるためではなく、迷わないためにあります」
応接室の空気が、ようやく落ち着いた。
田辺たちが帰るころには、Webサービスの接続も少しずつ回復し始めていた。すぐに全員が見られるわけではないが、古い案内板が新しい案内板へ切り替わる時間が必要なのだ。
田辺は帰り際、迷子犬の貼り紙を見た。
「ぽんたくんも、早く見つかるといいですね」
陽翔が言った。
「DNSは直りそうです。次はぽんたくんです」
その言葉の直後だった。
青葉通りのほうから、子どもの声が聞こえた。
「ぽんた!」
事務所の窓の外を見ると、茶色の小さな子犬が、ベンチの下から顔を出していた。赤い首輪をつけ、しっぽを振っている。
小学生が駆け寄る。 ぽんたは一瞬だけ迷ったように周囲を見て、それから名前を呼ばれた方へ、とことこと歩き出した。
「あ、振り向いた」
あやのが言った。
陽翔が胸を押さえる。
「今日のタイトルが回収されました」
「タイトルではありません」
悠真が言ったが、声は少しやわらかかった。
香澄は窓の外を見ながら微笑んだ。
「よかったですね」
ぽんたは無事に抱き上げられ、小学生の腕の中で安心したように丸くなった。
その姿を見て、田辺がぽつりと言った。
「うちのサービスも、ちゃんと名前を呼んだら戻ってくるようにしないといけませんね」
「はい」
奏汰が言った。
「そのために、正しい迷子札と、正しい道案内が必要です」
夕方、三人が帰ったあと、事務所にはいつもの穏やかな空気が戻った。
りなはホワイトボードを消しながら言った。
「DNSって、難しいと思っていましたけど、今日の迷子札の話で少し分かりました」
蓮斗がうなずく。
「DNS設計は、目立たないですが重要です。名前、向き先、管理者、変更手順。どれかが曖昧だと、利用者が迷います」
かなえは契約書をファイルに戻した。
「保守契約も同じですね。DNSが範囲内なのか、範囲外でも切り分けは誰がするのか。曖昧だと、障害時に人が迷子になります」
あやのは赤ペンを片づけながら言った。
「未来の喧嘩を減らすだけじゃなくて、未来の迷子も減らす仕事ですね」
陽翔がすかさずメモを取った。
「湯呑み候補です」
「迷子札に書いたらどうですか」
さくらが冗談で言う。
悠真が言った。
「子犬の迷子札には不要です」
「では、DNS台帳の表紙に」
奏汰がぼそっと言った。
「それは少しありです」
陽翔が目を輝かせた。
「奏汰くんが許可した!」
「少しです」
香澄はお茶を淹れながら、窓の外を見た。
青葉通りの木々が、夕方の光に揺れている。 ベンチの下には、もうぽんたの姿はない。 けれど、そこには小さな温かさが残っているようだった。
名前を呼ぶ。 返事がない。 どこにいるか分からない。 そんなとき、人は不安になる。
Webサービスも、契約の責任も、人の役割も同じだ。
正しい名前。 正しい向き先。 正しい連絡先。 困ったときに誰が探すのか。 見つかったら誰に知らせるのか。
それを決めておくことは、冷たい管理ではない。 迷子になったものを、ちゃんと帰してあげるための優しさなのだ。
その夜、共有フォルダに、陽翔が新しいファイルを作った。
「AzureDNS_名前を呼んでも振り向かない_迷子札版.xlsx」
翌朝、悠真はそれを見て、静かに眉を上げた。
「正式資料ではありませんね」
陽翔はすでに胸を張っていた。
「思い出フォルダ用です。技術要点あり。子犬情報なし。個人情報なし」
奏汰が横から言った。
「迷子札版は、少し分かりやすい」
かなえも頷いた。
「契約の責任分担にも使える比喩ですね」
あやのは笑った。
「つまり、採用ですね」
悠真は少し黙ったあと、ため息をついた。
「思い出フォルダなら」
陽翔は小さくガッツポーズをした。
そのとき、事務所の入口に、昨日の小学生がやってきた。
「ぽんた、見つかりました。ありがとうございました」
小学生は、ぽんたの写真に「見つかりました」と大きく書いた紙を見せてくれた。
ぽんたは写真の中で、少し得意げにしっぽを振っていた。
香澄は笑顔で言った。
「よかったですね」
小学生が帰ったあと、陽翔がぽつりと言った。
「DNSにも、“見つかりました”って貼りたいですね」
奏汰がヘッドホンをつけながら言った。
「復旧報告書に書けます」
悠真が静かに言った。
「原因、対応、再発防止も添えてください」
全員が笑った。
青葉通りの契約書は、今日も笑う。 迷子の子犬と、迷子になりかけたWebサービスが、正しい場所へ帰っていくのを見守りながら。







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