第23話 NIS2とみかん箱の国際会議
- 山崎行政書士事務所
- 5月13日
- 読了時間: 15分

静岡市葵区、青葉通りから少し入った山崎行政書士事務所では、その朝、会議室の床が少しだけオレンジ色だった。
比喩ではない。
みかん箱が三つ、積まれていた。
「所長」
陽翔が箱を見つめながら言った。
「これは、情報資産ですか?」
山崎香澄は湯呑みを持ったまま、少し考えた。
「差し入れです」
「差し入れも資産では?」
「少なくとも、情報資産ではありません」
悠真が静かに言った。
「ただし、残数管理は必要です」
陽翔は真顔でうなずいた。
「みかん台帳を作ります」
「作らなくていい」
さくらが笑いながら、箱に貼られた紙を読んだ。
「三ヶ日みかんですね。今日のお客様が持ってきてくださったんですか?」
「そうです」
香澄は相談票を手に取った。
「駿河精密パーツ株式会社さん。欧州の取引先から、セキュリティ体制について説明を求められているそうです。NIS2対応の関係で、委託先にも確認が来ているらしくて」
その言葉に、奏汰がヘッドホンを外した。
蓮斗もノートパソコンから顔を上げた。
かなえは契約書ファイルを取り出し、ふみかはピンクのクリップボードを開き、しょうこはすでにホワイトボードの前に立っていた。
陽翔は、みかんを一つ手に取った。
「NIS2とみかん箱……国際規制対応に、静岡らしさが強めですね」
悠真が言った。
「みかんを食べる前に仕事です」
「皮をむきながらなら?」
「会議中に汁を飛ばさないなら」
「許可出ました!」
「出ていません。条件付きです」
午前十時、入口の鈴が、からん、と鳴った。
「お世話になります。駿河精密パーツの松浦です」
入ってきたのは、五十代前半の男性だった。作業着の上にジャケットを羽織り、手には分厚いファイル。後ろには、総務部長の石田と、情報システム担当の若手、横山が続いていた。
横山はノートパソコンを抱え、すでに少し青ざめていた。
「今日はありがとうございます。あと、みかんも置かせていただいて……」
松浦社長が少し照れたように言う。
「お気遣いありがとうございます」
香澄が微笑んだ。
「ただ、三箱はかなりの量ですね」
「欧州対応の不安が大きすぎて、みかんも多めになりました」
陽翔が小声で言った。
「不安の定量化がみかん箱」
「陽翔くん」
悠真が静かに止めた。
応接室に座ると、石田がファイルを開いた。
「弊社は、自動車部品の小さな加工会社です。欧州の取引先に部品を納めている国内メーカーさんと取引があるのですが、その先の欧州企業から、セキュリティ体制の説明資料を出すよう求められました」
横山が続ける。
「チェックシートが送られてきて、そこにNIS2、委託先管理、ログ、インシデント通知、事業継続、アクセス制御といった項目が並んでいて……」
松浦社長は深くため息をついた。
「正直、うちは町工場です。良い部品を作ることには自信があります。でも、英語のセキュリティ質問票を前にすると、旋盤より難しい」
奏汰が静かに言った。
「英語の質問票は、たまに機械より鋭いです」
陽翔がみかんを片手にメモを取る。
「本日の名言、皮むき前に出ました」
香澄は穏やかに言った。
「今日は、求められていることを一つずつ整理しましょう。国際規制対応というと大きく聞こえますが、御社が日々の取引を続けるために、今ある体制を見える形にして、足りない部分を整えることが目的です」
松浦社長は少しだけ肩の力を抜いた。
「見える形にする、ですか」
「はい」
しょうこがホワイトボードに大きく五つの線を引いた。
NIS2対応確認。 委託先管理。 ログ構成。 インシデント通知。 社内体制・説明資料。
「まず、この五つに分けます」
陽翔がみかんの皮をむきながら言った。
「しょうこさん、今日も分類が美しいですね。みかんの房みたいです」
「房ごとに分けると食べやすいです」
しょうこは淡々と返した。
「相談も同じです」
横山が小さく笑った。
「その説明、社内でも使えそうです」
最初に整理したのは、NIS2という言葉そのものだった。
石田が不安そうに聞いた。
「NIS2というのは、弊社が直接守らないといけない規則なんでしょうか。それとも、取引先から求められているだけなんでしょうか」
悠真は書類を見ながら答えた。
「まず、御社が直接どの範囲で対象になるのかは、取引関係や事業内容を慎重に確認する必要があります。ただ、今回重要なのは、欧州の取引先が自社のサプライチェーン全体のセキュリティ体制を確認しようとしていることです」
かなえが続けた。
「つまり、質問票は“規制の説明”というより、“取引を続けるための信頼確認”として来ている面があります。御社がどんな管理をしているのか、どこまで説明できるのかが大切です」
松浦社長はうなずいた。
「なるほど。法律の名前に驚いていましたが、要するに“ちゃんと守れているか説明してください”ということですね」
みおが、みかんを一房手にして言った。
「遠くの国の話が、工場の机の上まで届いているんですね」
応接室が少し静かになった。
陽翔が小声で言う。
「結論の妖精、国際会議にも対応」
みおは少し照れながら、みかんを食べた。
次に、委託先管理の話になった。
ふみかがピンクのクリップボードを構えた。
「御社が外部に委託している業務を洗い出しましょう」
横山が指折り数える。
「社内システムの保守会社、クラウド会計サービス、勤怠管理システム、メールサービス、ホームページ制作会社、あと、設計データの一部を扱う外部加工先があります」
ふみかのペンが走る。
「設計データを外部加工先に渡すんですね」
「はい。図面や仕様書を共有します」
蓮斗が顔を上げた。
「共有方法は?」
横山の目が泳いだ。
「メール添付と、たまにクラウドストレージのリンクです」
奏汰がみかんの皮を丁寧にむきながら言った。
「“たまにリンク”は、管理上かなり強いみかんの種です」
「種?」
松浦社長が聞く。
「気づかず飲み込むと、あとで気になります」
陽翔が感動した。
「奏汰くん、みかん比喩に参戦」
悠真は冷静に言った。
「比喩はともかく、共有リンクの管理は確認しましょう。誰に、何を、いつまで見せるのか。リンクの期限、ダウンロード可否、アクセス権限、契約上の秘密保持。委託先ごとに整理が必要です」
かなえが委託契約の写しを確認した。
「外部加工先との契約書には、秘密保持はあります。ただ、再委託、情報セキュリティ、事故時の報告、データ削除については少し弱いです」
石田がメモを取る。
「事故時の報告……こちらに何かあったときだけでなく、委託先で何かあったときも、連絡してもらう必要があるんですね」
「はい」
香澄が言った。
「サプライチェーンで大切なのは、自社だけで閉じないことです。どこに情報を預けているか、どこで加工しているか、どこから連絡が来るべきかを見えるようにします」
しょうこがホワイトボードに表を作った。
委託先名。 委託内容。 渡す情報。 契約の有無。 秘密保持。 再委託。 事故時連絡。 データ削除。 責任者。
「委託先管理表です」
陽翔がみかんを一房置いた。
「房ごとに委託先を管理」
「みかんを表に置かないでください」
しょうこが言った。
続いて、ログ構成の話になった。
横山がノートパソコンを開き、社内システムの構成図を見せた。
「受発注システム、ファイルサーバー、クラウドストレージ、メール、VPN、勤怠、会計。ログは……取れているものもありますが、一覧にはしていません」
蓮斗が構成図を見た。
「まず、何のログを取るのかを決めましょう。サインイン、ファイルアクセス、管理者操作、VPN接続、メールの不審操作、クラウドストレージの共有設定変更。すべてを同じレベルで見る必要はありませんが、重要な情報資産に関わるものは確認できるようにします」
奏汰が続けた。
「ログは、取るだけではなく、保存期間、見る人、異常に気づく方法が必要です。みかん箱に詰めて倉庫に置くだけでは、どのみかんが傷んだか分かりません」
「また、みかん」
さくらが笑った。
松浦社長は真面目にうなずいた。
「分かりやすいです。保管しているだけでは管理にならない」
悠真が言った。
「ログは、責めるためだけにあるものではありません。何が起きたかを確認し、不要な疑いを減らし、取引先へ説明するためにも必要です」
横山は、少しほっとした顔になった。
「社内にログの話をすると、“監視されるのか”と反応されそうで心配でした」
ふみかがやさしく言った。
「説明の仕方が大切ですね。社員を疑うためではなく、会社と社員を守るための記録だと伝えましょう」
みおが言った。
「みかんの数を数えるのも、誰かを疑うためじゃなくて、みんなでちゃんと分けるためですもんね」
陽翔が大きくうなずいた。
「みおさん、みかん哲学が深い」
その時点で、みかん箱一つ目は半分ほど空いていた。
香澄が気づいて言った。
「皆さん、皮をむき続けていますね」
石田が苦笑した。
「緊張すると、手が動いてしまって」
松浦社長も言った。
「でも、少し落ち着きます。NIS2と言われると固まりますが、みかんをむきながらだと話せますね」
陽翔が言った。
「国際規制対応における、みかんの緩衝材効果です」
「正式資料には書きません」
悠真が言った。
次は、インシデント通知だった。
かなえが欧州取引先から届いた質問票を確認する。
「ここでは、セキュリティ事故や重大な障害が発生した場合、どのように検知し、誰に報告し、取引先へいつ通知するかを確認されています」
石田は眉を寄せた。
「正直、事故が起きたときの社内連絡手順は、まだ文書化していません」
横山が小さく言った。
「何かあったら、たぶん私に電話が来ます」
応接室の空気が止まった。
陽翔がみかんの皮を持ったまま言う。
「“たぶん横山さん”は、インシデント対応として危険です」
「はい……」
横山は小さくなった。
香澄はやさしく言った。
「横山さん一人に背負わせないためにも、手順を作りましょう」
りながホワイトボードにフローを描き始めた。
発見。 一次受付。 影響確認。 社内報告。 初動対応。 取引先通知判断。 復旧対応。 再発防止。 報告書作成。
「誰が発見しても、まずどこに連絡するか。休日や夜間はどうするか。取引先に第一報を出す条件は何か。分からないことを分からないままどう伝えるか。ここを決めます」
悠真が続けた。
「契約上の通知義務も確認します。欧州取引先との契約、国内メーカーとの契約、委託先との契約。それぞれ、事故時の通知期限や内容が書かれているかを見ます」
かなえは契約書に付箋を貼った。
「一部には“速やかに通知”とありますが、具体的な窓口や報告内容は曖昧です。今後、覚書や運用ルールで補うことを検討しましょう」
松浦社長は深くうなずいた。
「これも、責任を押し付けるためではなく、迷わないためですね」
「はい」
香澄が微笑んだ。
「インシデント時は、誰かを探している時間が一番不安を大きくします。連絡先と流れが決まっているだけで、会社は落ち着いて動けます」
陽翔が、みかんの房をきれいに並べた。
「第一報、続報、復旧報告」
さくらが見た。
「みかんでフローを作らないでください」
「でも分かりやすいですよ」
しょうこが一瞬見て言った。
「配置は悪くありません。ただし、食べ物なので正式フローには使いません」
午後に入ると、いよいよ欧州取引先とのオンライン会議が始まった。
応接室には、ノートパソコン、質問票、委託先管理表、ログ構成メモ、インシデント通知フロー、そしてみかん箱。
まさに、みかん箱の国際会議だった。
画面の向こうには、欧州側の担当者が二人映った。 松浦社長は緊張で背筋を伸ばし、石田はメモを握り、横山はノートパソコンのマウスを固く握っていた。
香澄はそっと言った。
「大丈夫です。分からないことは、確認して回答すればよいです。今ある体制と、これから改善することを誠実に伝えましょう」
会議では、欧州側から質問が出た。
委託先へどんな情報を渡しているか。 重大なセキュリティ事故が起きた場合、誰に連絡するか。 ログはどのシステムで取っているか。 外部加工先の管理はどうしているか。 インシデント時の通知手順はあるか。 従業員教育は行っているか。
松浦社長は、最初こそ固かったが、山崎事務所で整理した表を見ながら、一つずつ答えていった。
「委託先については、現在一覧化を進めています」「外部加工先との秘密保持契約はありますが、事故時連絡や再委託について、今後条項を補います」「ログについては、重要システムから順に取得状況を整理し、確認担当を決めます」「インシデント通知フローは、本日整理を開始しました。第一報、続報、復旧報告の手順を文書化します」「従業員向けには、ログの目的や情報の取り扱いについて教育を行います」
完璧な回答ではなかった。
けれど、誠実な回答だった。
分からないところは分からないと言い、改善予定を示し、責任者と期限を決める。
画面の向こうの担当者は、最後にうなずいた。
松浦社長は、会議が終わった瞬間、椅子にもたれた。
「終わった……」
横山も深く息を吐いた。
「みかん、もう一個食べていいですか」
「もちろんです」
香澄が笑った。
陽翔が言った。
「国際会議後のみかん、格別ですね」
奏汰がぼそっと言った。
「糖分はインシデント対応にも効きます」
「それは正式な対策ではありません」
悠真が言った。
それでも、悠真も一つみかんを手に取った。
夕方、今日の対応方針がまとまった。
NIS2関連の要求については、直接対象かどうかの確認と、取引先から求められるサプライチェーン上の説明対応を分ける。 委託先管理表を作成し、渡す情報、契約、再委託、事故時連絡、データ削除を整理する。 ログ構成を見直し、重要システムのサインイン、管理者操作、ファイル共有、VPN、クラウド利用を確認する。 ログの保存期間、確認担当、異常時の通知を決める。 インシデント通知フローを作成し、第一報、続報、復旧報告のテンプレートを準備する。 契約上の通知義務を確認し、必要に応じて取引先や委託先との条項を補う。 社員教育では、ログや委託先管理の目的を“疑うためではなく守るため”と説明する。 欧州取引先への説明資料を、現状と改善予定に分けて作る。
しょうこが、最後に三行でまとめた。
「一、国際規制対応は、遠い国の話ではなく、取引を続けるための信頼の説明。 二、委託先、ログ、通知手順を見える形にすると、会社も取引先も安心できる。 三、完璧でない現状も、誠実に整理し、改善を示せば前に進める。」
松浦社長は、その紙を見つめた。
「これ、社内朝礼で読みたいです」
横山が言った。
「僕も、情シスだけの話じゃないと説明できます」
石田も頷いた。
「総務、製造、営業、全員で少しずつ整えます」
香澄は微笑んだ。
「それが一番大切です。セキュリティ体制は、誰か一人で背負うものではありません」
みおが、空になりかけたみかん箱を見た。
「みかんも、一人で三箱食べたら大変ですもんね」
陽翔が笑った。
「分担が大事です」
悠真が言った。
「その比喩は、健康管理上も正しいです」
帰り際、松浦社長は空になった一箱を持ち上げた。
「みかん、食べすぎましたかね」
「まだ二箱あります」
さくらが言った。
「一箱は事務所で分けて、もう一箱は次の相談者さんにも……」
陽翔が真顔で言った。
「委託先管理ならぬ、みかん配布管理が必要です」
「作りません」
悠真が即答した。
松浦社長は笑った。
「今日、国際規制対応って、もっと暗くて怖いものだと思っていました。でも、山崎事務所に来たら、みかんをむきながら、何をすればいいか見えてきました」
香澄はうなずいた。
「地域の会社が海外とつながるとき、難しい言葉や規制が壁に見えることがあります。でも、一つずつ整理すれば、挑戦を支える道具になります」
松浦社長は、少し胸を張った。
「うちは小さな会社ですが、良い部品を作って、海外にもつながっていきたいです。そのために、セキュリティもちゃんと説明できる会社になります」
その言葉に、応接室が温かくなった。
青葉通りの外では、夕方の光が木々を揺らしていた。
駿河精密パーツの三人が帰ったあと、事務所にはみかんの香りが残っていた。
皮をむいた手の香り。 ホワイトボードに残ったフロー。 みかん箱の横に積まれた質問票。 遠い欧州から届いた要求が、静岡の小さな事務所で少しずつ言葉になっていった余韻。
ふみかがクリップボードを閉じた。
「NIS2って聞くと、すごく遠い話に見えますね」
蓮斗がうなずいた。
「でも、委託先管理、ログ、インシデント通知は、日々の運用です」
かなえが契約書をしまいながら言った。
「契約条項も、国際取引の中では信頼の説明になります」
奏汰はヘッドホンをつけ直しながら言った。
「みかん箱の上でも、国際会議はできます」
陽翔がすかさずメモを取った。
「本日の最終名言です」
悠真が静かに言った。
「物理的には、ノートパソコンをみかん箱の上に置くのは推奨しません」
「現実的な注意が入りました」
香澄は笑いながら、最後のみかんを一つ手に取った。
「でも、今日の会議はよかったですね。遠い規制の言葉を、地域企業の挑戦に変えられた気がします」
みおが言った。
「みかんの皮をむくみたいに、難しい言葉も一枚ずつむけば、中にはちゃんと意味があるんですね」
事務所が少し静かになった。
陽翔が珍しく、すぐには茶化さなかった。
「それ、今日のまとめですね」
その日の終業前、悠真は正式な資料を保存した。
「欧州取引先向け_セキュリティ体制説明整理_初版.docx」
陽翔が横からのぞいた。
「正式ですね。みかん感がありません」
「必要ありません」
「では、思い出フォルダ用に」
「作る前から止めます」
しかし、三分後。
共有フォルダに新しいファイルができていた。
「NIS2とみかん箱の国際会議_皮をむきながら委託先管理版.xlsx」
悠真は画面を見た。
削除キーに指を置いた。
その瞬間、しょうこが言った。
「委託先管理の比喩としては不正確ですが、今日の記憶には残ります」
蓮斗も言った。
「ログ構成の教訓も入れておくなら、思い出としては有用です」
香澄が笑った。
「思い出フォルダなら、残しましょう」
悠真は静かにため息をついた。
「思い出フォルダなら」
翌朝、松浦社長からメールが届いた。
「昨日はありがとうございました。社内朝礼で、国際規制対応は“遠い国から届いた信頼の宿題”だと説明しました。委託先管理表、ログ一覧、インシデント通知フローを作ります。なお、みかんは社内でも好評でした」
陽翔が読み上げると、事務所に明るい笑いが広がった。
奏汰がぼそっと言った。
「信頼の宿題、いい表現です」
悠真も静かにうなずいた。
「提出期限を守る必要がありますね」
香澄はお茶を淹れながら、青葉通りの朝を見た。
地域の小さな会社が、海の向こうの取引先とつながっている。 そのつながりを続けるために、契約を整え、委託先を見える化し、ログを残し、事故時の連絡手順を作る。
それは、ただの規制対応ではない。
自分たちの仕事を、世界に向けて説明できるようにすること。 小さな工場の誠実さを、遠い国の相手にも届く言葉に変えること。
青葉通りの契約書は、今日も笑う。 みかんの甘い香りと、国際規制に挑む地域企業の明るい一歩を見守りながら。







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