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第4話:「草薙生きものクラブ—安倍川&有度山探検!」



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〔プロローグ:自然観察クラブ、結成(けっせつ)!〕

ある日の放課後(ほうかご)、まるみ(小学4年生)と友達が学校の張(は)り紙(がみ)を見ていた。そこには「自然観察クラブ 新メンバー募集中!」と書かれており、野鳥(やちょう)や昆虫(こんちゅう)を調(しら)べる活動(かつどう)らしい。「面白そうじゃん!」と盛(も)り上(あ)がったまるみは、あっという間に仲良し数人と一緒(いっしょ)に入部(にゅうぶ)。さっそく顧問(こもん)の先生から「学校近くの**有度山(うどさん)**や安倍川(あべかわ)を探検(たんけん)して、写真(しゃしん)を撮ってくるように」と宿題(しゅくだい)が出た。

〔1. 有度山(うどさん)で自然を満喫…のはずが道に迷う〕

週末(しゅうまつ)、まるみたちはリュック(りゅっく)に昆虫網(こんちゅうあみ)やカメラを詰(つ)めこんで、有度山の麓(ふもと)へ。

  • 「よーし、野鳥(やちょう)とかいっぱいいるかな?」

  • 「昆虫(こんちゅう)マップ見てきたけど、珍(めずら)しいトンボがいるらしいよ!」

張(は)り切(き)って歩(ある)き出(だ)したものの、山道(やまみち)が思っていたより複雑(ふくざつ)で、看板(かんばん)も少ない。しかも「道合(みちあ)ってるの?」と誰もわかっておらず、気づけばなぜか麓(ふもと)を抜(ぬ)けて安倍川のほうへ下(くだ)ってしまう始末(しまつ)。「えっ、これじゃ山頂(さんちょう)のはずが川に来ちゃったよ!」と全員ぽかーん。

〔2. 川沿いで釣(つ)りおじさんに遭遇(そうぐう)、生き物に大興奮〕

安倍川にたどり着くと、そこには釣りをしているおじさんがいて、バケツ(ばけつ)にはダボハゼや小さなフナがピチピチ跳(は)ねていた。

  • 「わぁ、本物の魚(さかな)だ!」

  • 「これなんていう魚(さかな)ですか?」

子どもたちは興味津々(きょうみしんしん)で目を輝(かがや)かせ、おじさんも「ほれ、触(さわ)ってみな。あと20分ぐらい待(ま)てばもっと釣(つ)れるぞ」と優(やさ)しく対応(たいおう)してくれる。大はしゃぎのあまり、マイペースな子が危(あぶ)うく川にハマりかけて「ぎゃー!」と叫(さけ)び、友達が必死(ひっし)に引っぱり上(あ)げるシーンも。三谷幸喜的(ふう)なテンション高(たか)い子は昆虫網(こんちゅうあみ)をぶんぶん振り回(まわ)し、「虫(むし)はいねぇかー!」と探(さが)すが、周りを巻(ま)き込(こ)んで混乱(こんらん)するというドタバタ展開(てんかい)。

〔3. カメラ水没(すいぼつ)危機(きき)! もう最悪(さいあく)〜!?〕

さらに事件(じけん)発生(はっせい)。昆虫(こんちゅう)や魚(さかな)の写真(しゃしん)を撮ろうとしていた子が石(いし)につまづ(つまづ)き、カメラが川面(かわも)に落(お)ちかける。「わぁあああ!」と絶叫(ぜっきょう)しながら何とか拾(ひろ)い上(あ)げたが、レンズ(れんず)がビショビショ。「最悪(さいあく)〜!先生に怒(おこ)られる!」と泣(な)きそうになる。それでも本体(ほんたい)はギリギリ動(うご)きそうで、「うわー、もう帰(かえ)りたいよ〜」とメンバーがうなだれる状況(じょうきょう)に。

〔4. 宮司さんの救い? 珍(めずら)しいトンボの目撃(もくげき)〕

そこへ偶然(ぐうぜん)、草薙神社の宮司(ぐうじ)さんがフラリと登場(とうじょう)。どうやら山道を散策(さんさく)していて、子どもたちの悲鳴(ひめい)を聞(き)きつけたらしい。

宮司さん「あれま、君たちこんなとこでどうしたの? 山頂(さんちょう)を目指(めざ)す予定(よてい)が、川に出(で)ちゃったわけね……。でもまあ、この近くには“きれいな湧(わ)き水(みず)”のポイントがあるよ。そこ、珍(めずら)しいトンボが集まるんだって。」

子どもたちは「え、そんな場所あるんですか?」と目を輝(かがや)かせ、宮司さんの案内(あんない)でちょっとした脇道(わきみち)へ。すると確かに透明度(とうめいど)の高い湧き水(わきみず)が湧(わ)いていて、そこにレアなトンボが飛(と)び交(か)っている。泣(な)きそうだったカメラ担当(たんとう)の子も、「これは撮(と)りたい!」と気合(きあ)いを入(い)れてパシャリ。見事(みごと)に美(うつく)しいトンボの写真をゲット!

〔5. まぁ楽しかったからOK! お互いヘトヘトで下山(げさん)〕

こうして川沿(かわぞ)いの自然(しぜん)に触(ふ)れ、意外(いがい)な発見(はっけん)をしたまるみたち。**有度山頂(さんちょう)**には行(い)けなかったものの、「これはこれで、いい写真も撮れたし思わぬ収穫(しゅうかく)だね!」と喜(よろこ)ぶ。帰(かえ)り道、全員ヘトヘトになりながら「もう歩(ある)けなーい」とぼやく。まるみだけは「いつかちゃんと頂上(ちょうじょう)まで行(い)って、もっとスゴい生き物を発見(はっけん)するんだー!」とやる気(き)満々(まんまん)。

友達は「今日(きょう)のドタバタでもうお腹(はら)いっぱいだよ〜」と弱音(よわね)を吐(は)き、三谷幸喜的なズッコケ落(お)ちでエンド。まるみ「えぇー、また今度(こんど)行こうよ! 有度山の上(うえ)は絶景(ぜっけい)らしいし!」友達たち「いやいや、勘弁(かんべん)して〜!」そんな明るい掛(か)け合(あ)いのまま、夕暮(ゆうぐれ)の川辺(かわべ)を笑(わら)い声(ごえ)が響(ひび)き、今回の**“草薙生きものクラブ”**騒(さわ)動もほっこりした余韻(よいん)の中(なか)で幕(まく)を下(お)ろすのだった。

 
 
 

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