最後のねじを巻く
¥380価格
『最後のねじを巻く』
取り壊しを翌日に控えた古い家。壁に残された柱時計は、父と母の記憶がある冬から、十一時五十五分のまま止まっていた。
畳の木屑、障子を鳴らす北風、台所の柱に残る背丈の跡、欠けた湯のみ。家の鍵を渡す前、主人公は小さな真鍮の鍵を差し込み、柱時計の最後のねじを巻きます。
軋む歯車と秒針が、誰もいない空家の夜を進めてゆく。十二の鐘を逃げずに聞き、喉に残っていた「ただいま」をこぼし、持ち出せない家の記憶を鐘の余韻として胸に置くまでを描いた物語歌です。
デジタルブックレットは、提供ジャケットの古い柱時計、真鍮、木目、冬の夜明けを基調にした全6ページ。歌詞全文に加え、十一時五十五分から十二の鐘、始発へ進む物語を紹介するストーリーページを収録しています。
収録内容
・『最後のねじを巻く』WAV音源
6分10秒/48kHz/16bit/ステレオ・デジタルブックレットPDF
全6ページ/歌詞全文・作品紹介・クレジット掲載・ジャケット画像PNG
作詞:山崎哲央
