破片に冠を
正義は、誰が決める。
美しい死は、誰のためにある。
壊れた自己は、なお自己と呼べるのか。
『破片に冠を』は、会津の白壁から駿河の海、草薙、月、花、鐘、砂、錨、そして砕けた塔へと歩きながら、破壊と美、虚無と自己超克を問う、Norioの和風哲学アルバムです。
城が落ち、影が焼け、剣が過去を断ち、鐘がひび割れても、問いだけは落ちない。
本作が描くのは、死によって完成する人間ではありません。
完成を拒み、崩れた昨日を引き受け、それでも新しい自己を造り続ける人間です。
「白壁に問え」「駿河の影絵を焼け」「草薙よ、我を断て」「月下、われを砕け」「われを壊して、われとなれ」など、土地の記憶と日本的な象徴を通して、自己の崩壊と再生を描く13曲を収録。
花は天を葬り、鐘は滅びを告げる。
砂は過去を埋め、錨は再び上げられる。
そして人は、砕けた塔を昇っていく。最後に立っているのは、無傷の英雄ではない。
自らの破片を拾い、それを冠として戴く、未完成の人間です。
Norio
Norio Yamazaki/山崎哲央収録曲
1. 白壁に問え 04:33
2. 駿河の影絵を焼け 06:51
3. 灰よりひらけ、駿河の扇 05:52
4. 草薙よ、我を断て 04:32
5. 月下、われを砕け 06:07
6. われを壊して、われとなれ 06:18
7. 天を葬る花 05:03
8. 滅びの鐘を鳴らせ 05:59
9. ひび割れた鐘 05:37
10. 駿河の砂よ、われを葬れ 06:07
11. 滅びの錨を上げよ 05:57
12. 砕けた塔を昇れ 05:27
13. 破片に冠を 05:27商品内容
・MP3音源 13曲
・デジタルジャケット画像
・12ページ・デジタルブックレットPDF音源仕様:MP3・44.1kHz・ステレオ
リリース日:2026年8月15日本商品はデジタル商品です。決済完了後、ZIPファイルをダウンロードしてお楽しみください。
