海老名SAでラーメン二択!? にぼしとんこつ vs. しびれ味噌で大騒ぎ！

登場人物

• 新田（にった） 香織（かおり）

  30代OL。こってりスープのラーメンを愛し、特にとんこつ系に目がない。

• 浜野（はまの） 亮太（りょうた）

  香織の同僚。スパイシー好きで、“しびれ”や辛味に興味津々。

• 店長・江口

  海老名SA内「ゑびな軒」の店長。にぼしとんこつや味噌ラーメンなど、多彩なラーメンを提供する。

• “もやしマニア” 小松

  もやしの新鮮さや歯ごたえにこだわる人物。ラーメンに大量のもやしが乗っていると聞くと飛んでくるらしい。

第一幕：海老名SAのラーメン情報

「ねえ亮太、今度のドライブで海老名SA寄ろうよ。ゑびな軒って店で“にぼしとんこつラーメン”と“濃厚しびれ味噌らーめん”があるんだって！」オフィスの昼下がり、新田香織が意気込む。

「にぼしとんこつ……興味あるけど、しびれ味噌ってのも気になる。俺、辛いの好きだし。どっち頼もうかな…」浜野亮太は迷うがワクワク。

「私、にぼしとんこつ行きたい！ もやしがシャキシャキで美味しいらしいんだ。SNSで『瑞々しくて最高』って評判！」「じゃあ俺はしびれ味噌にしようかな。よし、決まり！」

第二幕：海老名SA・ゑびな軒へ

週末の午後、二人は高速道路を走り海老名SAに到着。さすが人気のサービスエリアだけあって人が多い。ゑびな軒ののれんをくぐると、店長の江口が「いらっしゃいませ～！ にぼしとんこつ、しびれ味噌、両方ございますよ！」と笑顔で迎える。

「じゃあ私はにぼしとんこつ、亮太はしびれ味噌で！」香織が即オーダー。亮太も「辛めでお願いします！」と付け加える。

第三幕：謎の“もやしマニア”登場

注文を済ませ席に着くと、隣のカウンター席にいた男がこちらをチラチラ見ている。やがて話しかけてきた。「にぼしとんこつとしびれ味噌、いいですね。どちらももやしがたっぷりらしいですよ。私、小松って言います。いわゆる“もやしマニア”でして、ラーメンに乗るもやしの瑞々しさが大好物なんです！」

「も、もやしマニア…!? そんな分野あるんですか？」亮太が驚く。香織は「でも確かに、シャキシャキのもやしはラーメンと相性いいですよね」と納得する。

第四幕：いざ実食！ にぼしとんこつ＆しびれ味噌

店員がまず香織のにぼしとんこつラーメンを運んでくる。濃厚そうなとんこつスープににぼしの風味が効き、白い湯気が立ち上る。その上には大量のもやしがこんもり。「わあ、もやしほんとにいっぱい！ いただきまーす！」スープを一口。「んんっ！ とんこつのコクににぼしの香りが合わさって旨み倍増！ 思ったよりしつこくないし、もやしのシャキシャキ感がすごい！」と大興奮。

続いて亮太の濃厚しびれ味噌らーめんが到着。赤みがかった味噌スープに山椒の粉が浮き、こちらもたっぷりのもやしが盛られている。「おお、これ辛そう！ いただきます……うわっ、やっぱり山椒のしびれ感がガツンと来る！ でも味噌のコクと合わさってクセになるわ。もやしの食感もありがたい！」

第五幕：もやしマニアのリアクション

隣の小松は嬉しそうに自分のラーメンを見つめ、「いやー、もやしが主役といっても過言じゃない量ですよね。シャキシャキ感とスープの熱が混ざり合う瞬間がたまらん…！」と語る。店長の江口は「ありがとうございます！ もやしは毎日新鮮なものを仕入れてて、瑞々しさを大事にしてるんです」とプチ自慢。

第六幕：完食＆満足

二人は麺をすすりながら「マジで旨い！」「やっぱり噂通りの美味しさだね」と感激しつつ、スープもそこそこ飲み干して「ああ、満足…」となる。「にぼしとんこつ、濃いけど後味さっぱりでいい感じだった…」「しびれ味噌は辛いけどコクが深いし、もやしが食感のアクセントになって最高だった！」

第七幕：笑いのフィナーレ

レジで支払いを済ませ、店長の江口が「ありがとうございました！ また違う週替わり麺もあるので、ぜひ来てくださいね！」と見送る。二人は「はい、また来ます！」と笑顔で店を出る。

サービスエリアの活気ある雰囲気を感じながら、「いや～美味しかったね」と声を揃える。「うん、もやしもたっぷりで満足感すごいし、スープも濃いのに飲みやすいって最高！」「次はどっちかのラーメンをリピしてもいいし、他のメニューも試したいわ」

振り返ると、“もやしマニア”小松がまだ店内で店長に「このもやし、どの産地ですか？」と詳しく尋ねている姿が見える。二人は苦笑しながら、「また濃い人がいたね」と楽しそうに話し合う。

にぼしとんこつラーメンと濃厚しびれ味噌らーめん――それぞれもやしたっぷりで、旨みと食感が渾然一体となる至福の一杯。今日も海老名SAの「ゑびな軒」には、その噂を聞きつけた人々の賑わいと笑顔が絶えないのだ。

（終わり）