空に輝くティータイム！クリスマスアフタヌーンティー大騒動

山崎行政書士事務所
1月25日
読了時間: 5分

登場人物

佐藤（さとう）万里（まり）

30代OL。ホテルのアフタヌーンティー巡りが趣味で、特にクリスマスシーズンにテンションが上がる。
岸本（きしもと）恵（めぐみ）

万里の同僚。景色を見るのが好きで、高層階に弱い。スイーツも好きだが量はそんなに食べられないタイプ。
支配人・谷口（たにぐち）

京王プラザホテルスカイラウンジ「オーロラ」の支配人。ホスピタリティに富み、クリスマスシーズンは特に力を入れて演出する。
“アフタヌーンティー評論家” 鳥居（とりい）
クリスマス期間の特別アフタヌーンティーを各ホテルで食べ歩く謎の人物。レポートは長文になることが多い。

第一幕：クリスマスムードの誘惑

「めぐみ、今年のクリスマスはどう過ごす？　どこかでアフタヌーンティーとか……」休憩時間、オフィスで佐藤万里が夢見心地で話す。

「アフタヌーンティーいいね。おしゃれでゆったりできるし。どこかおすすめあるの？」岸本恵が聞くと、万里は即答。「京王プラザホテルスカイラウンジオーロラ！そこでやってるクリスマスアフタヌーンティーが美味しいってSNSで話題なの。しかも高層階だから景色も最高らしいよ！」「それは魅力的。じゃあ、行こう行こう！」

第二幕：スカイラウンジ「オーロラ」へ

休日、二人は京王プラザホテルの高層階へ上がるエレベーターに乗り、オーロラのフロアへ到着。そこからの夜景は一面のきらめきで、ツリーやクリスマスデコレーションが華やか。

支配人の谷口が笑顔で出迎え、「いらっしゃいませ。本日のアフタヌーンティー、特別なクリスマス仕様となっております。お楽しみいただけるかと！」と案内してくれる。

第三幕：クリスマスアフタヌーンティーとの対面

席に着くと、待ちに待ったアフタヌーンティースタンドが登場。

上段：クリスマスをイメージした小さな苺サンタやツリー型の抹茶ケーキなどのスイーツ。
中段：スコーンやクリーム、ジャム。
下段：サンドイッチやキッシュなど軽食。

「わあ、見てよこれ！かわいすぎる……」万里は感激で声を上げる。恵は「しかもこの窓際からの景色も合わさって、まさにインスタ映えだね…！」と興奮。

第四幕：謎の“アフタヌーンティー評論家”登場

隣の席には、何やらメモ帳とカメラを構えた男性が。彼はしきりに写真を撮ってはメモを取っている。「すみません、そちらもアフタヌーンティーですか？どれも可愛いですよねえ……」彼は声をかけてきた。

「ええ、そうですね。クリスマスらしくて素敵ですよね」万里が答えると、男性は胸を張って名乗る。「私、鳥居と申します。アフタヌーンティー評論家として、クリスマス期間はホテルを巡ってレポートを上げているんです。もしよければ、あとで感想を聞かせていただけませんか？」

「評論家…？はあ、別にいいですけど…」恵は面食らいつつも了承する。男性は「ありがとうございます！」と満面の笑み。

第五幕：いざ実食！甘いもショッパイも大満足

二人はアフタヌーンティーを堪能開始。まずは上段の可愛いスイーツから。「苺のサンタ、めちゃキュート！　でも食べると幸せな甘酸っぱさ！」万里が一口でパクリ。「うん、見た目だけじゃなくて味もいい！軽いムースとかもあるし、チョコレートのクリスマスオーナメントみたいなのも美味しい！」

中段のスコーンにクリームやジャムをたっぷりつけて、「ふわふわだけど外は少しサクッとしてて、絶妙だね」と恵が喜ぶ。下段のサンドイッチやキッシュは、「甘いもの続きの合間にしょっぱい系があると助かる～」と万里が笑う。

第六幕：評論家の長い質問と店内の笑い

途中、評論家の鳥居が二人に「スイーツの甘さはどうですか？　甘すぎません？」「スコーンの食感は？焼き加減は？」「紅茶とのペアリングは？」など次々と質問攻め。「え、えっと…全部美味しいです……」「甘さはそこまで強くないし、バランスいいと思います」戸惑う二人に、支配人の谷口が「鳥居さん、お客様が困ってますよ～」と笑いながら止めに入る。

「すみません、つい熱くなってしまって。ありがとうございます、参考になりました！」鳥居はメモを取りながら満足そう。