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練乳ストロベリーパンケーキでいちご大騒動! 甘さが罪深い?

  • 山崎行政書士事務所
  • 1月25日
  • 読了時間: 5分


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登場人物

  • 宮沢(みやざわ) こはる


    30代OL。パンケーキへのこだわりが強く、ふわふわ系もカリカリ系も好き。いちごに目がない。

  • 岩本(いわもと) 奈緒(なお)


    こはるの同僚。甘党だが“練乳は甘すぎる”と敬遠してきた過去がある。

  • 店長・神田(かんだ)


    「カフェ・スカイベリー」の店長。いちごを使ったメニューを中心に人気を集める。テンションが高い。

  • “いちご練乳マニア”大場(おおば)

    練乳といちごの組み合わせを求めてどこへでも現れる、自称・苺練乳ソムリエ。やや押しが強い。


第一幕:驚きの「練乳ストロベリーパンケーキ」

「奈緒、聞いてよ! “カフェ・スカイベリー”がすごいパンケーキ始めたんだって!」お昼休み、会社の休憩室で宮沢こはるがテンション高く声をかける。

「パンケーキ? 最近いろんな店で新作出してるけど、どんなの?」岩本奈緒は雑誌をめくりながら興味なさそうに聞くが、内心ちょっと気になる。

練乳ストロベリーパンケーキだよ! ふわっふわのパンケーキにたっぷりいちごが乗って、そこに練乳かけ放題らしいの! SNSで“甘酸っぱい至福”とか“罪深い甘さ”って大絶賛なんだって!」「練乳ねぇ……美味しいけど、ちょっと甘すぎない?」「でもいちごの酸味でさっぱりなるんじゃない? 行ってみようよ、今日! 仕事終わりならちょうど夕食代わりに? どう?」「まあ、いちごなら酸味があるし大丈夫かも…試してみる?」

第二幕:カフェ「スカイベリー」へ

夕方、店に着くとショーウィンドウに「練乳ストロベリーパンケーキ新登場!」のポスターが貼られている。店長の神田が笑顔で「いらっしゃいませ!」と迎えてくれる。

「えっと、練乳ストロベリーパンケーキ、まだありますか?」こはるが尋ねると、店長は「もちろんですよ! 今日のいちごは特別に甘みが強い品種で仕入れてますから、ぜひ!」とウキウキ。

「じゃあ、それ二つお願いします!」奈緒は少し不安そうに「練乳たっぷりだよね…」とつぶやくが、もう注文は済んだ後だ。

第三幕:謎の“いちご練乳マニア”登場

二人が席に着こうとすると、隣のテーブルに妙にいちごグッズを身に着けた男性が座っている。「やっぱり皆さん“練乳ストロベリーパンケーキ”頼みますよね……ふふふ、最高の組み合わせなんですよ、いちご×練乳は」

「あ、そ、そうなんですか……?」こはるがやや戸惑いながら答えると、男は胸を張り、「私、大場といいます。通称“いちご練乳マニア”って呼ばれてまして、苺と練乳の組み合わせを研究してるんですよ。パンケーキとなれば尚更興味が尽きない!」と宣言。

「いちご練乳マニア……すごい肩書きですね……」奈緒は苦笑しつつ「でもまあ、気が合うかも?」と内心ちょっと面白がる。

第四幕:いざ実食! 練乳ストロベリーパンケーキとの対面

店員がパンケーキを運んでくる。

  • ふわっと厚みのあるパンケーキが2~3枚重ねられ、周囲にいちごがこれでもかと盛り付けられている。

  • さらに別の小さな器に練乳が入っていて、好きなだけかけられるスタイル。

「わあー! すごく可愛いし、いちごの量が半端ない……!」こはるはテンションUP。

「いただきまーす…!」奈緒が練乳をさらっとかけ、一口分を切って口へ運ぶ。「ん…! うわ、甘っ…! でもいちごの酸味があるから全然クドくない。意外といける!」

こはるも負けじとたっぷり練乳をかけてパクリ。「わあ、パンケーキふかふか! いちごも甘酸っぱくて、練乳と合わせると最高…これはやばいかも…!」

第五幕:マニアの興味津々、そして味見要求

隣で見ていた大場(いちご練乳マニア)がそわそわしだす。「いやぁ、見てるだけで嬉しくなる。いちごの赤と練乳の白が映えるし……お二人、どのくらいの量の練乳をかけてるんですか? 私はかけすぎが好きで、パンケーキが浸るくらいかけちゃうタイプなんですよ!」

「そ、そんなにかけるんですか? 私はそこまでじゃないけど……」奈緒が引いていると、大場は「もしよかったら、一口だけ味見させてもらえませんか? お二人のかけ方で味がどう違うか知りたいんです!」とまた食い下がる。

「え、いや、全部食べたいので……」こはるは慌ててパンケーキを守る。店長の神田が奥から「大場さん、また味見させてとか言ってるんですか!」と苦笑して飛び出し、「お客様が嫌がることはやめてくださいねー」とやんわり注意。

大場は「うぐぐ…失敬!」と頭を下げて、しょんぼり自席に戻る。

第六幕:甘酸っぱい幸せ、そして満腹

そんな騒動を横目に、二人はパンケーキを堪能しつつ、「結構甘いけど、いちごがあるからさっぱりなのかも」と納得。「ほんとね、練乳だけだと甘すぎるけど、いちごの酸味とパンケーキのふわふわ感でちょうどいいバランス!」

気づけばあっという間に完食し、「満腹~!」と笑顔で言い合う。店長の神田が「ありがとうございました! また新作も作りたいんで、ぜひ来てくださいね!」とレジで見送ってくれる。

第七幕:爆笑のフィナーレ

外に出ると、夕暮れの街。口にはまだ微かに甘酸っぱい余韻が残る。「いや~、想像以上に美味しかったね、練乳ストロベリーパンケーキ!」こはるがにこにこ。「私も、あんなに練乳かけたの初めてだけど、いちごとの組み合わせは神かも…また食べたい!」奈緒も大満足。

振り返るとガラスの向こうで、大場が自分のパンケーキにものすごい量の練乳をかけているのが見える。店長が「それかけすぎでは…」と止めようとしているらしい。二人は思わず苦笑。

「いろんな人がいるね…でもまあ、おかげで面白かったし、パンケーキも美味しかったし大満足!」「うん、また甘酸っぱい罪深いスイーツを見つけたら行こう!」

練乳ストロベリーパンケーキ――いちごの酸味と練乳の濃厚な甘さが織りなす幸せ。今日も「スカイベリー」では、その魅力にやられた人々の笑いと歓声で賑わっているのだった。

(終わり)

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