錆びた夏
核融合発電の数字を読み解く
いのちの糸
書かれなかった一行
戸をひらく歌
朝の地図
ひらく手 〜父から娘へ〜
おやすみの途中
空の椀に水を
旗を畳め、名を呼べ
同じ海の底で На дне одного моря ―対馬沖鎮魂歌―
欠けたる月のアリア
となりの椅子
ベルを鳴らさない夏
星はひとつも見えなかった
継ぎ目の月
同じ速さで歩く
見えない線のつづき
小屋の戸を閉める日
炊飯器に返事する父
靴ひもを結ぶ朝
名前を呼ばせて
ごはんが冷めるよ
白い航跡 ― Requiem for the Young Wings