災害級のサイバー攻撃から事業を守る。山崎行政書士事務所の“週末に止まらない”技術支援。
- 山崎行政書士事務所
- 7 日前
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近年、ランサムウェアは土日・早朝を狙い、分単位で浸透・暗号化が進む傾向が指摘されています。実被害は物流・製造・ECなどの供給網全体の停止に拡大し、「もはや災害」。攻撃は“IT部門の問題”にとどまらず、経営と現場の継続性そのものを脅かします。山崎行政書士事務所は、行政書士×セキュリティエンジニアのハイブリッド体制で、初動の自動化と週末前提の運用設計に重心を置いた実装型支援を提供します。
私たちが解決する課題(記事のインサイトを技術要件に翻訳)
課題1:週末・早朝を突く侵入 → 解決:週末前提の運用設計
夜間・休日の検知→隔離→封じ込めを自動化(SOAR/EDR連携)。
役員不在時でも現場が回るワンクリック隔離手順と代行承認フローを整備。
課題2:初動遅延が致命傷 → 解決:プレイブック+無停止化の設計
攻撃パス別プレイブック(資格情報窃取/RDP暴露/メール起点等)を現場言語で整備。
封じ込め時に受注・出荷等の基幹業務を止めない“部分隔離”ネットワーク設計。
課題3:暗号化が分速で進行 → 解決:暗号化の“前で止める”&“後ろで戻す”
最小権限/アプリ許可制(Allowlist)/横展開阻止(セグメンテーション)で前段を遮断。
イミュータブル&オフラインを含む多層バックアップ(3-2-1-1-0相当)と定期リストア演習で復旧を確実化。
技術支援メニュー(実装・運用に踏み込む支援)
1) 週末・夜間即応アーキテクチャ構築
EDR/XDRの選定・導入・検知ロジック調整、SOAR連携で「自動隔離→証跡保全」を実装。
非常時ネットワーク切替(業務継続用VLAN・OT/出荷系の分離)と最小影響の封じ込めを設計。
2) ランサムウェア三層防御の実装
入口:MFA(フィッシング耐性/FIDO2推奨)、メール防御(SPF/DKIM/DMARC整合)、RDP/VPN閉塞。
横展開阻止:AD整理、LAPS/特権ID管理、端末間通信制御、アプリ許可制、USB許可制。
復旧:不可変バックアップ+オフライン金庫、資格情報分離、段階的復旧計画(RTO/RPO表)。
3) 物流・製造・ECの“止めない設計”
WMS/OMS/SCMのフェイルセーフ運用(読み取り専用在庫・臨時帳票・ピッキング代替動線)。
OT/現場端末のホワイトリスト運用と更新ウィンドウ・検証環境の設置。
4) 初動オペレーションの現場内製化
インシデント・プレイブック/連絡網/役割RACI/判断基準を現場が使える日本語で整備。
机上演習&技術ドリル(疑似暗号化→隔離→復旧)を多部署横断で実施。
5) 脆弱性&資産の継続管理
資産台帳・SBOM/影響度×露出の優先度付け、パッチ運用の定常化、構成ドリフト検知。
ゼロトラスト方針(明示的検証・最小権限・侵害前提)を実配置に落とし込み。
6) 生成AI/クラウドの安全利用ガードレール
社外送信の自動マスキング/秘匿情報検知、データ所在/保管域の一元可視化。
行政書士としての事故届出・公的機関連携(個人情報関連・所管庁との調整等)は付随支援。ただし本サービスは技術実装と運用が主役です。
“週末に強い”導入アウトプット(納品される具体物)
週末即応プレイブック:判断フロー/自動・手動の分岐/隔離範囲と例外/代行承認プロセス
ネットワーク分割図:封じ込め時の通信許可リスト/OT・物流系の継続動線
バックアップ&復旧Runbook:保管階層、復旧順序、検証手順、資格情報の分離保管方法
特権ID運用基準:緊急用“Break-Glass”の保管・使用・監査
検知ルール&ダッシュボード:業務影響に直結するKPI(封じ込め成功率、横展開阻止率 等)
3つの特長(差別化ポイント)
行政書士 × エンジニアの実装力技術の“入れる・回す”まで伴走し、証跡とルールを監査に耐える形で整備。
“止めない封じ込め”設計全停止ではなく、基幹業務を動かしたまま封じ込めるネットワーク・権限設計。
週末・夜間を前提に最適化自動化・代行承認・代替動線で、役員不在時でも被害拡大を抑止。
今すぐ社内で確認したい10チェック(ミニ監査)
インターネット公開RDP/VPNの閉塞と**MFA(FIDO2等)**の徹底
旧式/廃止予定の認証(例:基本認証)の無効化
EDR導入済み端末のカバレッジと自動隔離ポリシーの設定
特権IDの棚卸しとLAPS/金庫分離
アプリ許可制(Allowlist)とUSB制御
セグメンテーション図が最新か(封じ込め時の許可通信は定義済みか)
バックアップの不可変化/オフライン保管と定期リストア検証
メール認証(SPF/DKIM/DMARC)の整合とポリシー強度
机上演習の実施履歴(役割RACI・連絡網は最新か)
サプライヤ/委託先の最小権限と共有アカウントの廃止
成果イメージ(記事の示唆に基づく“目標状態”)
週末・夜間でも自動封じ込めが作動し、横展開前に阻止。
隔離中も受注・出荷・製造の最小機能は継続。
暗号化を許容した場合でも短時間で復旧可能な不可変バックアップと段階復旧が整備済み。
経営層は被害・継続・復旧の可視化により迅速な意思決定が可能。
想定ターゲット
物流・製造・EC・小売・本部—店舗 多拠点運用の企業様
週末の受注・配送ピークがある事業者様
IT/OT混在の現場(工場・倉庫・配送拠点)を持つ企業様
参考(背景)
近年の事例では物流・製造の基幹停止が連鎖し、**被害は“災害級”**に拡大。
攻撃者は土日を狙う傾向、侵入~展開は分単位、暗号化は分速で加速。
DXでシステム依存が進むほど影響は拡大。ゆえに初動自動化と事業継続前提の設計が不可欠。





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