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狙われるのは「弱い壁」ではなく「買える入口」。“トクリュウ化”した攻撃に、山崎行政書士事務所は技術実装で立ち向かう。

  • 山崎行政書士事務所
  • 7 日前
  • 読了時間: 4分
闇サイトで認証情報が売買され、マニュアル化された攻撃が分業で同時多発――。いまやランサムウェアは“高度な一部の犯罪者”ではなく、協力者ネットワークが動かす“産業”。保険契約書や金銭余力まで読み込まれ、最適化された要求金が突きつけられます。私たちは行政書士×セキュリティエンジニアのハイブリッドで、ID起点防御/情報保全/自動封じ込め/確実復旧現場で回る設計として届けます。

脅威の実像 → 技術要件への翻訳

  • 入口は「購入された認証情報」:闇市場のID/パスワードやトークンが初動を加速→ 対策フィッシング耐性MFA(FIDO2/パスキー)レガシー認証の遮断ITDR(Identity Threat Detection & Response)漏えいクレデンシャル監視と自動ローテーション

  • “マニュアル化”で誰でも攻撃者:手順書+サポートで技術障壁が低下→ 対策攻撃手順(キルチェーン)に沿ったEDR/XDR検知ロジックSOARで自動隔離・証跡保全

  • 保険契約書・財務資料が標的:支払余力を見て要求額を最適化→ 対策サイバー保険関連文書のゼロトラスト保護(機微分類・金庫化・粒度の細かいアクセス制御)Canary Token(ハニートークン)埋め込みで不正持ち出しを即検知

  • 匿名・流動型の“トクリュウ”構造:末端摘発でも胴元が残存→ 対策早期検知+最小影響封じ込め+迅速復旧の“三位一体”を定常運用

技術支援メニュー(実装まで伴走)

1) IDファースト・ゼロトラスト実装

  • FIDO2/パスキー全面適用SMS/TOTPの段階的縮退条件付きアクセス(端末準拠・地理・リスク)

  • レガシー認証・既定信頼の遮断サービスアカウント鍵の棚卸しと保護

  • ITDRで**「不可能移動」「大量認証失敗」「Push爆撃」**等の行動検知を標準化

2) 重要情報の“狙われる前提”保全

  • サイバー保険・財務・顧客DB機微分類アクセス分離透過暗号・電子封印

  • DLP/CASBで外部持ち出し制御印刷・共有リンクの強制透かし

  • Canary Token/ハニーファイルの配備で持ち出し即検知→自動隔離(SOAR連携)

3) 端末・横展開阻止(RaaS特化セット)

  • EDR/XDR導入・検知ルールの企業環境チューニング

  • アプリ許可制(Allowlist)/WDAC・Attack Surface ReductionLAPS/特権IDのJIT化

  • SMB/PowerShell/WinRMの最小化端末間通信の東西分離

4) ネットワーク封じ込めと“止めない設計”

  • マイクロセグメンテーション非常時VLAN業務影響を最小化した部分隔離

  • DNS/プロキシ経路の制御既知悪性C2/ストレージへのEgress制限

  • 倉庫/WMS・製造/OT読み取り専用モード臨時帳票など継続運用の代替動線

5) バックアップ&復旧の“最後の砦”

  • イミュータブル+オフラインを含む多層バックアップ(3-2-1-1-0相当)

  • 段階復旧Runbook(優先業務→周辺→全体)、定期リストア演習と合格基準を制度化

6) 現場が使えるプレイブック&演習

  • RaaS想定プレイブック(認証悪用/データ抜き取り/遅延暗号化)をRACI付きで整備

  • 机上演習+技術ドリル疑似持ち出し→ハニートークン発報→自動隔離→監査証跡

行政書士としての強み事故時の届出・対外説明・契約/規程の整備技術運用の実態と矛盾なく作成・更新。保険会社・所管庁・顧客通知技術証跡と一体で進行します。

納品アウトプット(例)

  • RaaS特化インシデント・プレイブック(判断フロー/自動・手動の切替/代行承認)

  • ID強化セット:MFA配置図、レガシー遮断計画、サービスアカウント運用基準、ITDR検知一覧

  • 情報保全セット:機微データ分類表、DLP/CASBポリシー、保険関連文書の金庫化設計、Canary配置計画

  • 封じ込め設計:ネットワーク分割図、非常時VLAN計画、WMS/OTの最小継続動線

  • 復旧Runbook:RTO/RPOマトリクス、リストア試験手順、合否判定票

  • 監査対応パッケージ:証跡テンプレ、ログ保持方針、対外説明ひな型

いま確認したい「RaaS耐性」10チェック

  1. パスキー(FIDO2)は役員・特権から先行適用済みか

  2. レガシー認証(基本認証/IMAP/POP/旧VPN)は完全遮断できているか

  3. 漏えいクレデンシャル監視自動ローテーションが回っているか

  4. ITDR不可能移動・MFA異常を検知・通知・自動対応できるか

  5. サイバー保険・財務・顧客DB金庫化+最小権限か(共有リンクは?)

  6. ハニートークンが要所ファイルに埋設され、外部到達で自動隔離できるか

  7. EDR/XDR横展開TTP検知(LSASS窃取・過剰SMB等)が有効か

  8. マイクロセグメント部分停止ができ、WMS/OTは読み取り継続できるか

  9. イミュータブル+オフラインバックアップと定期リストア合格率は?

  10. プレイブック演習対外説明テンプレが最新か

成果イメージ

  • 入口(ID)で止める:漏えい認証情報が使われてもパスキー+ITDRで実害化前に遮断

  • 持ち出しで鳴らす保険・財務ファイルに仕掛けたハニートークンが即発報

  • 広がりを抑えるEDR/SOAR+セグメント最小範囲の自動封じ込め

  • すぐ戻すイミュータブル復旧Runbook段階的に業務再開

  • 説明できる行政書士技術証跡と一体で届出・保険・顧客説明を主導

 
 
 

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