花火大会の大惨事
- 山崎行政書士事務所
- 2025年2月18日
- 読了時間: 4分

【登場人物】
作(男・40代/静岡弁):締め切り間際なのに、のんびりマイペースなおじさん作家
編(女・20代):若い女性編集者。いつも作家のとんでも行動に翻弄される
1. 花火大会の会場にて
編:「先生! なんで今日に限って花火大会に来てるんですか! 明日が締め切りですよね!?」
作(静岡弁):「いや~、花火見たらインスピレーション湧くと思ってさぁ。“ドッカーン!”て派手なの見たら、原稿も進むんじゃんね?」
編:「去年も同じこと言って、結局ひと文字も書かずに終わりましたよね!?しかも人が多くて身動き取れないんですけど……(汗)」
作:「わしだって締め切り前は落ち着かんもんで、ここでドーンと気分転換しようと思ったら。あっ、見てみ、あそこの屋台、富士宮やきそば売っとるがし!」
編:「だから食べ物はあとにして、まず原稿を……って、ああっ、もう行っちゃうし!!」
2. 迷子放送が響く
(場内アナウンス:『ただいまお子様の迷子放送です…』)
編:「先生、屋台混みすぎて全然戻ってこないじゃないですか。早く探さないと!」
(探しまわる編集者、ようやくやきそば片手の作家を発見)
編:「先生っ!! やっと見つけた……。この人混みのなか、どれだけ探したと思ってるんですか!?」
作:「悪い悪い。富士宮やきそばに並んだら30分かかったら。でもコシのある麺がうんみゃあだよ? 一口食べてみっか?」
編:「いらないです!! 原稿が先ですから! あ、もう花火始まってるじゃないですか!」
作:「ドドーン! いやぁ、綺麗だら~。こりゃ気分上がるだに。ちょっとスマホ取り出してメモするで?」
編:「いいですね、やっと書く気になったんですか? 花火の描写とか……」
編:「SNSで遊んでる場合じゃないぃぃぃ!!(泣)」
3. 土手に座って何をする?
(何とか落ち着けそうな土手に陣取る2人。編集者が作家に詰め寄る)
編:「先生、スマホで遊ぶんじゃなくて、せめてここで原稿書いてくださいよ!タイトルだけでも決めてくれないと、編集部が困るんです!」
作:「そうだっけ? じゃあ『花火とSNSの恋』みたいなんはどうだら?」
編:「いや、今回のテーマは『IT企業で奮闘する若者』じゃなかったですか?急に花火出しちゃダメですよ!」
作:「そっか。じゃあ花火大会にIT企業を呼んで、そこで恋させりゃいいだら?超斬新じゃんね?」
編:「なんか無理やり感が……。 でも先生が書いてくれるならもう何でもいいです!早くプロット書いちゃってください!」
作:「よーし、やるで! って、あれ? スマホの充電が……残り5%……」
編:「充電器は!? モバイルバッテリーは!?」
作:「荷物重いから置いてきちゃったら……(苦笑)」
編:「まだ何も書いてないのに充電切れそうって!!(絶望)」
4. 花火の大音量トラブル
(突然、花火が連続で打ち上がり、ものすごい轟音に!)
作:「おおー! 綺麗だけんども耳がキーンとなるら! うわっ、スマホが手からすっぽ抜けた!」
編:「えっ!? 落とした!? ってか、転がって……あっ、あぶないっ!!」
(スマホ、土手から川っぺりに落下……)
作:「わ、わしのスマホ……(愕然)」
編:「うそでしょ!? 原稿どころか、このまま連絡手段もなくなっちゃったじゃないですか!!」
作:「どうすんだら……。締め切りなのに……。」
編:「“締め切り”って言える余裕あるなら、どうにかしてくださいよー!どうやって書くんですか、もう!!」
【オチ】花火フィナーレの後
(花火がフィナーレを迎え、周囲は大歓声)
編:「キレイですね……って、そんな感想いらないですから!! 原稿、どうするんです!? スマホもない、時間もない……!」
作:「うーん、逆に言えばもう何もないから、筆と紙を借りてアナログで書くしかないら?やれば意外とイケるかもよ?」
編:「初めからそうすればよかったのに……(遠い目)」
作:「じゃあコンビニでノート買って一気に書くで! 花火の余韻で頭の回転もバッチリだら!」
編:「それで間に合うんですか……? ほんとにやるんですね? 信じていいんですね!?」
作:「おんなしょ! 静岡魂見せたるわ!」
(しかし、帰り道は大渋滞。果たして原稿は無事に上がるのか――!?)
――
(バタン!)
以上、**「花火大会の大惨事」**でした。




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