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『山崎行政書士事務所のリアル奮闘記(コメディ編)18 ~建設業許可の更新と“どこいった施工実績!”大捜索~』

  • 山崎行政書士事務所
  • 1月20日
  • 読了時間: 6分



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プロローグ:またもや建設業許可が期限切れ?

 静岡市清水区、草薙の坂の下にある山崎行政書士事務所。 ここでは産廃許可や風営法、法人化など多様な申請をサポートしてきたが、今度は建設業許可更新相談が舞い込む。 - 斎藤夏海(さいとう・なつみ):「建設業許可の更新って5年ごとですよね。忘れがちって聞きます」- 森下舞(もりした・まい):「期限ギリギリで焦るとか、必要書類が揃わないとか、よくある話…」- 丸山修(まるやま・おさむ):「施工実績をまとめるのにプリンターがまた火を噴きそうだ…」

 所長・**山崎哲央(やまざき・てつお)**は「建設業許可の更新は、必要書類は新規より少ないけど、実績や決算報告がしっかりしてないとトラブルになる。頑張りましょう」と calmly意気込む。

第一章:依頼者は地元工務店・中野社長

● 「期限が迫ってる…大変だ!」

 朝一で事務所のドアを開けたのは、中野工務店の社長・中野茂(なかの・しげる)。 「すみません、うち建設業許可の有効期限がもうすぐ切れるのに、更新申請忘れてて…。あと1か月しかないんですよ! どうしよう~」 斎藤は「建設業許可は5年ごとの更新ですもんね。ぎりぎりすぎる…でもまだ間に合う可能性あります!」と励ます。 森下は(1か月ってカツカツじゃない…?)と苦笑。

● 所長の基本確認

 所長・山崎は「更新申請には決算変更届を毎年ちゃんと出していたか、経営事項審査(必要なら)を受けてるかなど、確認が必要です。 まずは直近5年の施工実績技術者の在籍状況を洗い出しましょう」と calmlyまとめる。 中野社長は「うわ…5年分の実績とかどこにあるんだっけ…」と青ざめる。

第二章:必要書類のリストアップ、社長が脂汗

● 更新申請に要るもの

 丸山がエクセルを開きながら項目を列挙: - 更新申請書(都道府県様式 or 国土交通省様式)- 定款・登記簿謄本(法人の場合)- 経営業務管理責任者の証明書類(変更ない?)- 専任技術者の資格証 or 実務経験証明- 工事経歴書(直近5年分の主な実績)- 財務諸表納税証明書 - 誓約書身分証明書 …などなど。 斎藤は「こんな感じです。実務経験の年数施工実績を確認する書類も必要ですよ」と説明。

● 実績書類がバラバラ

 中野社長は「うちはExcelで管理してたはずなんだけど、パソコンが壊れちゃって…。紙もあちこちに分散してて…」とバツの悪い顔。 森下は「ええ…もう1か月しかないのに…。急いで探し出しましょう!」と苦笑。 所長・山崎は calm に「まず全部の引渡済み現場の工事請負契約書注文書請求書などをかき集めてリストにしましょう」と促す。

第三章:工事経歴書が空欄だらけ!? 大捜索スタート

● 大混乱の社内

 山崎事務所が中野工務店に出向くと、書類棚から古いファイルが雪崩のように飛び出し、社員たちが「どこにある!?○○工事の契約書!」と大騒ぎ。 斎藤は「ひぇ…まるで倉庫探検…」と絶句。 丸山はエクセルを開いて、「工事名、契約金額、発注者名、着工・完工日…」を記入しながら「社長、この3番の工事情報ありませんか?」と呼びかけ。 中野社長は「ん~あれは口頭だったかも…あの客先、知り合いで…書類あったかな?」とゴニョゴニョ。

● コメディ事件:工事契約書がラーメンの汁で汚れ?

 森下が「社長、この契約書…めっちゃラーメン汁のシミついてますよ…印鑑もほとんど読めない…」と苦笑。 中野社長は「ああ、それ昼飯食いながら書いたやつ…」と恥ずかしげ。 斎藤は「もう! こういうのが許可更新を難しくするんですよ!」と呆れながらなんとか読み取る。

第四章:専任技術者が辞めてた? 慌てる社長

● 実は技術者が変更済み

 途中で専任技術者の存在を確認すると、「あ、うちの技術者だった田辺さん、先月退職しちゃって…今、新しい人が専任なんですけど」とサラリと言う社長。 森下は「ええっ、それなら変更届を出してないとまずいですよ。経営業務管理責任者専任技術者が変わったら、すぐ報告しないと…」と呆れる。 中野社長は「やば…今更どうしよう…」 斎藤は「大丈夫、変更届けを同時提出しましょう。新技術者の資格証とか実務経験証明を揃えてください」と仕切り直し。

● 新しい技術者の資格微妙?

 社長:「でもその人、二級建築士なんだけど実務経験どれだけあるのかな…」 所長・山崎は calmly「確か2級建築士は建築一式の専任技術者要件に使えますが、業種によっては実務経験が必要。これを証明できないとダメですね…」 中野社長は「ああ~また書類探し…」と青ざめる。

第五章:いよいよ更新申請書類を整え、都道府県窓口へ

● 必死にまとめた書類

 丸山がエクセルで工事経歴書を完成させ、森下と斎藤が決算報告書税務証明書をチェック。 社長は「これで大丈夫かな…。5年分の実績がちゃんと並んだ…多分…」と自信なさげ。 所長・山崎は「他には専任技術者の資格証コピー、経営業務管理責任者の在籍証明、印鑑証明など…。全部不備ないですね?」と calmly最終確認。

● 窓口での提出

 書類をドサッと抱えて都道府県の建設業課へ。担当が一枚一枚チェックし、「はい、工事経歴書はOK。あ、変更届(専任技術者交代)の分も併せて…ふむ、税金未納はありませんね…」と淡々。 斎藤は(なんとか大丈夫そう…)と胸を撫で下ろす。 最後に手数料(更新は**1万数千円~**業種数によって違う)を収め、申請完了。社長は「ふう…やれやれ…」と汗だく。

第六章:ドタバタの末、無事更新

● 申請後の結果

 数週間後、建設業許可の更新がOKになり、中野工務店はまた5年間の営業が安泰に。 社長は大喜び。「いやぁ、ホントに助かりました。忘れてたら一回失効になってたかも…危ないとこだ…」 森下は「次回は期限90日前くらいから準備しましょうね!」と苦笑。 丸山は「いやぁ、工事経歴まとめるのが一番大変だった…でもプリンターの紙詰まりは最小限で済んだな」と安堵。

● これからも続く報告義務

 所長・山崎は calmly「毎年決算変更届を出していれば、こんなにバタバタしなかったはず。これからはきちんと書類管理してくださいね。専任技術者が変わったらすぐ届けるのもお忘れなく」と笑顔でまとめる。 中野社長は「肝に銘じます…書類管理の大切さを思い知りました…」と深々と頭を下げる。

エピローグ:建設業許可更新コメディ、めでたしめでたし

 こうして山崎行政書士事務所は、建設業許可更新というコメディを完遂。 - 有効期限ギリギリで大慌て- 5年間の施工実績探しに奔走- 専任技術者の交代届を出してなかった それでも無事更新が認められ、中野工務店は笑顔で工事を続けられる。 しかし、次回更新までにまた管理を怠れば同じ騒ぎが起こるだろう――結局、書類こそが大切なのだ。 (建設業許可更新コメディ、ここに完。山崎事務所の奮闘は続く…)

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