草薙球場のホームラン合戦!? まるみ応援団奮闘記
- 山崎行政書士事務所
- 2025年1月15日
- 読了時間: 5分

〔1. 新チーム結成! まるみがまさかの部員に〕
ここは草薙総合運動場の一角にある草薙球場。ある日、小学生対象の“ティーボール大会”が開催されると聞き、クラスメイトのかずきが張り切って声をかけ始める。
かずき「なあ、まるみ! みんなでチーム作って出ようぜ!」まるみ(小学3〜4年生)「えぇ〜、私スポーツ苦手(にがて)だけど…」だけど何となく流(なが)され、まるみは「草薙スマイリーズ」というチームに入部(にゅうぶ)。メンバーは声が大きいあやの、おしゃれ好きなりおなど個性豊(こせいゆた)か。練習初日(しょにち)、みんなで集まった。
〔2. 豪快(ごうかい)監督の無茶な指導(しどう)〕
チームの監督(かんとく)としてやって来たのは、近所(きんじょ)でおなじみの森下(もりした)のおじさん。いつもは八百屋(やおや)の店先(みせさき)で「安いよ!」と威勢(いせい)よく叫んでいる。
森下監督「よーし! オレに作戦(さくせん)はない! みんな、思いきり振(ふ)ってホームラン狙(ねら)いでいけ!」子どもたちは「えぇ〜…? そんなので大丈夫?」と困惑(こんわく)。一方、まるみがバットを握(にぎ)ると、見事(みごと)に空振(からぶ)り三昧(ざんまい)。投(な)げても逸(そ)らしてしまう。森下監督はそこで突然(とつぜん)、森下監督「おぉ! 君の声がいいじゃないか。**“応援団長(おうえんだんちょう)”**に任(まか)せた!」わけが分からないが、まるみは「ほ、本当ですか…?」と苦笑(くしょう)しつつ、形(かたち)だけ“応援団長”を兼任(けんにん)する羽目(はめ)に。
〔3. 対戦相手(たいせんあいて)はイケメン強豪(きょうごう)チーム〕
大会当日(たいかいとうじつ)、草薙球場には子どもたちや父兄(ふけい)が大集合(だいしゅうごう)。まるみたち「草薙スマイリーズ」の相手は、中高一貫(ちゅうこういっかん)の名門(めいもん)スポーツクラブ出身の強豪(きょうごう)、「シャイニングスターズ」。彼らはイケメン揃(ぞろ)いでユニフォームもカッコいい。「うわ、全然違(ちが)うね…」と怯(ひる)むスマイリーズの面々に対し、監督は「いいんだいいんだ、ホームラン狙(ねら)いでいけ!」と相変わらず(あいかわらず)声を張(は)り上(あ)げる。まるみはベンチで**“応援団長”**としてカラフルな旗(はた)を振(ふ)り、「いっけー! ばんざいー!」と声援(せいえん)を送るが、仲間は空振り(からぶ)やゴロばかり。
〔4. ドタバタ連発! 間違(まちが)える打順(だじゅん)と守備(しゅび)〕
2回表(かいおもて)、打順(だじゅん)を間違(まちが)えて出て行ったかずきが、審判(しんぱん)から注意(ちゅうい)されて「すみませーん」と退散(たいさん)。さらに3回裏(かいうら)、守備(しゅび)に就(つ)いたメンバーがポジションを勘違(かんちが)いし、レフト(れふと)とセンター(せんたー)がごっちゃになってボールを取り損(そこ)ねる。ライバル高校生(こうこうせい)チームはちゃくちゃくと点数(てんすう)を積(つ)み重(かさ)ねていく。監督も焦(あせ)って「よし、今こそホームランだ!」と繰(く)り返(かえ)すばかりで、子どもたちは「そんなこと言っても簡単(かんたん)に打てません~」と半泣(はんな)き状態(じょうたい)。
〔5. まるみの応援! 最終回(さいしゅうかい)に奇跡(きせき)は起こる?〕
最後(さいご)の回(かい)、点差(てんさ)は大きく離(はな)されて絶望的(ぜつぼうてき)。子どもたちは「もうダメだ…」と落(お)ち込(こ)む。すると応援団長(おうえんだんちょう)のまるみが、思いきり大声で叫(さけ)ぶ。
まるみ「みんなー! 今まで練習してきたんだから、最後まであきらめないで! ファイトー!」その声に引(ひ)っぱられるようにチームメイト全員が「そうだ、最後までやろう!」と立(た)ち上がる。そして4番打者(ばんだしゃ)のあやのがバットを握(にぎ)り、まさかの豪快(ごうかい)スイング! ボールが大きく上(うえ)に舞(ま)い、観客(かんきゃく)は「行(い)ったかーっ!?」と熱狂(ねっきょう)。が、残念(ざんねん)ながらフェンス近(ちか)くで風(かぜ)に煽(あお)られて外野手(がいやしゅ)のグラブにポトリ……。惜(お)しかったホームランはならず、それで試合(しあい)はゲームセット(げーむせっと)。残念ながら負けた。
〔6. 大差(たいさ)で敗北(はいぼく)しても、拍手が響(ひび)く〕
ライバルチームのイケメン主将(しゅしょう)が「お前ら、面白い試合してくれたな。またやろう!」と声をかけ、草薙スマイリーズのメンバーは「ありがとうございます!」と照(て)れながらも嬉(うれ)しそう。観客席(かんきゃくせき)からは温(あたた)かい拍手(はくしゅ)が起こり、まるみは応援団(おうえんだん)の旗(はた)を振(ふ)りつつ「すごい……こんなに拍手してくれるなんて」と感動(かんどう)の面持(おもも)ち。
〔エピローグ:次回(じかい)への予感(よかん)で締(し)める〕
試合(しあい)終了後(しゅうりょうご)、みんな集(あつ)まって集合写真(しゅうごうしゃしん)を撮影(さつえい)。まるみは笑顔(えがお)で「また試合したいね〜」と言い、かずきは「今度こそはホームラン打って勝つんだ!」と燃(も)えている。監督は興奮(こうふん)気味(ぎみ)に「よぉーし、今度こそスーパー特訓(とっくん)するぞ! 朝練(あされん)&夕練(ゆうれん)で1日10時間だー!」と叫(さけ)ぶやいなや、メンバー全員が「えぇー!?」とズッコケる。最後はまるみが「あはは、でもみんなが応援(おうえん)してくれて楽しかったよ」とつぶやき、夕暮(ゆうぐ)れの草薙球場をバックにドッと笑(わら)い声(ごえ)が上(あ)がる。次の試合(しあい)では、果(は)たしてホームランが飛(と)び出(だ)すのか――そんな**期待(きたい)の余韻(よいん)**を残して幕(まく)が下(お)りるのだった。





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