トマトラーメンがミネストローネに！？中目黒でスープ完飲の衝撃

山崎行政書士事務所
1月26日
読了時間: 4分

登場人物

吉川（よしかわ）雛子（ひなこ）
30代OL。トマトベースのスープに目がない。ラーメンとトマトの組み合わせにも興味津々。
川上（かわかみ）新（あらた）
雛子の同僚。普段は醤油ラーメン派だが、最近“洋風ラーメン”にも手を出し始めている。
店長・冨永（とみなが）
中目黒「トロケの台所」の店長。トマトラーメンを何種類も出しており、ミネストローネ風が自信作。
“スープハンター” 中瀬（なかせ）
ラーメンスープの完飲を目指す人物。美味しいスープがあると聞けば、どこにでも現れる。

第一幕：トマトラーメンがミネストローネ風？

「ねえ新、聞いたことある？中目黒の“トロケの台所”でトマトラーメンミネストローネ風っていう新作が出てるんだって！」昼休み、吉川雛子がウキウキしながら同僚の川上新に話す。

「ミネストローネ風？それって具沢山で洋風スープみたいな感じなのかな？でもラーメン……面白そうじゃん」新はちょっと食いつく。

「そう！ SNSで『スープまで完飲しちゃった』『酸味とコクが絶妙』って大絶賛なんだよ。行ってみたい！」「いいね、じゃあ次の休日に行ってみようか！」

第二幕：中目黒「トロケの台所」へ

休日、二人は中目黒を歩き「トロケの台所」に到着。店内は明るく、トマトラーメンを求める客で賑わっている。店長の冨永が「いらっしゃいませ！」と声をかけ、「ミネストローネ風ラーメン？大丈夫ですよ！」と笑顔。

「じゃあそれ二つください！」雛子が注文し、新も「スープ完飲できるくらい美味いか試してみるか」と笑う。

第三幕：謎の“スープハンター”登場

席に着き、待っていると隣のテーブルに座っていた男性がにやにやしながらこちらを見ている。やがて声をかけてきた。「もしやお二人ともミネストローネ風トマトラーメンを…？私、中瀬といいます。スープを飲み干す“スープハンター”としてラーメン屋を巡ってるんです。ここのはスープが絶品と聞いて…！」

「スープハンター…すごい肩書きですね…」新は苦笑しながらも、「まあ、同じメニュー狙いですね」と親近感を持つ。

第四幕：いざ実食！トマトラーメンミネストローネ風

店員が丼を運んできた。赤いトマトスープがたっぷり、野菜がゴロゴロ入り、上にはバジルやらチーズかパセリかが散らされていて、見た目もミネストローネのよう。「うわ、ほんとに具沢山でトマトのいい匂い！いただきまーす！」雛子が麺をすすり、「んっ…！思ったよりラーメンしてる！でもスープはほんとにミネストローネっぽくて野菜の旨みが染みてる……めちゃくちゃ美味しい！」と驚きの声。

「酸味がほどよくて、ラーメンの麺とも相性いいんだね。洋風パスタスープみたいなのかなと思ったけど、ちゃんとラーメンのコクもある…これは止まらないわ」と新も感激。

第五幕：スープハンターの満足

隣の中瀬が「これは確かにスープ完飲レベル…！具も多いが、その分旨みがたっぷり出てるんでしょうね。飲みやすくて後味もさっぱり…」とノートにメモ。店長の冨永は「ありがとうございます！トマトの酸味が強すぎないように調整して、野菜と鶏ベースの出汁を合わせてるんですよ」と誇らしげ。

第六幕：完食＆完飲

二人も一気に食べ進め、「あっ、ほんとにスープ飲みきっちゃった…」と驚きの顔。「これだけ具が入ってるのに最後まで美味しくて飽きないね。身体も温まるし最高！」「うん、ラーメン＝こってりってイメージがあるけど、これはヘルシーで全部飲めちゃう！」

第七幕：爆笑のフィナーレ

レジで支払いを済ませ、店長の冨永が「ありがとうございました！ほかにもトマトラーメンシリーズありますんで、また来てくださいね！」と見送る。「はい、また来ます！」と二人は満面の笑みで店を出る。

夜の中目黒を歩きながら、「マジでスープまで完飲したよね」「うん、まさにミネストローネの良さとラーメンの良さが合わさった感じで最高！」と話が弾む。後ろを振り返ると、“スープハンター”中瀬が店長に「次はもっとスパイシーなバージョンとか…」と談笑している姿が見える。二人は苦笑しながら「また濃い人いたね」と笑って帰る。

トマトラーメンミネストローネ風――具沢山の野菜とトマトの酸味が生み出す、スープまで完飲したくなる驚きの一杯。今日も「トロケの台所」には、その新感覚ラーメンを求めて人々の笑顔が溢れているのだ。

（終わり）